東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

古い東芝製トランジスタラジオ8M-200Sの修理(2)

2011年01月09日 | 古ラジオ修理工房

 先日に続いて東芝製のトランジスタラジオを修理していますが、なかなか原因が特定できません。ポリバリコンを中心にしてどこを触ってもガリ音が出ます。特定できない一番の理由は、同じ触ってもドライバーのような金属でさわるとガリ音が出ますが、プラスチックの棒などで触るとあまり音が出ないことです。不思議です。

                     ラジオのバリコンのダイヤルを外す


 さらにバーアンテナ周りを触ると、受信していると音がとても不安定になります。それでも、バリコンを回すと一番ガリ音が出るのは変わりません。それも、放送周波数の高い方が出やすくなります。バリコンの回転角度に比例しているような気がします。やはりバリコンのどこかでショートしているのかも知れません。

      慎重に糸架けダイヤルを外す         バリコン止めのネジを回す
 

 ポリバリコンが悪いのでしょうか、バリコンを基板に止めているネギを締めるとややガリ音が小さくなるようです。さらに、BCとSWを切り替えるスイッチを操作すると、これまたガリ音が出ます。一筋縄ではいかない故障です。長期戦を覚悟してのんびり調査しようと思います。

    BCとSWの切り替えスイッチ        ガリ音がない時の中間周波
 

コメント
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