深夜勤務を終えて朝方に家に帰り、しばらく睡眠をとりました。いつもなら田んぼか畑に行って農作業するのですが、冬なのであまりすることがありません。昨日に引き続いてSONY製のラジオを修理することにしました。最初はミキサー部が悪いのかと思っていたら、ボリュームを何度も回しているうちに音が少しずつ出るようになりました。同調も少し外れていました。
電源をつないでチューニングつまみを回すと、ガリ音に混じって放送受信
ラジオが鳴るようになったとは言え、電源ON時のショック音がだんだん大きくなり,ボリュームを回すとこれまたすごいガリ音が出るようになりました。ボリュームを回しているうちに、ボリュームが少し再生し道通するようになったようです。ただしガリ音だけは直りません。このラジオ、もともとはボリュームに問題があってラジオが鳴らなかったようです。
バーアンテナ固定用ろうにひび ろうを溶かしバーアンテナを固定
基板を調べるとバーアンテナのろうにひびが入っていたので、溶かして固定しておきました。ところで、このラジオの一番の故障の原因はボリュームでした。このため、ボリュームを買い換えるためノギスでサイズを測りました。今度秋葉原に行く時、なるべく同じサイズのものを探して購入し交換しようと思います。
ノギスを使ってボリュームのサイズを測定中
ところが、基板をケースに収めようとして大失敗をしてしまいました。ケースに収めるときにBC/SW切替えスイッチノブの先端がどうしても引っかかるので、このスイッチのノブを取り外そうとしました。するとパチッと言う音がしました。以後ノブを押しても元に戻ってしまい、SW側に固定できなくなってしまいました。これはもうスイッチ自体を取り外して直すしかありません。やれやれ大失敗!
壊してしまったBC/SW切替えスイッチ 半田吸取り線を使用
スイッチを固定する半田を吸取り、なんとかスイッチを基板から取り外しました。すると、予想通りスイッチのピンが折れて飛んでいました。これから、このスイッチ自体を修理する苦行の始まりです。ラジオの修理と言うよりも微細部品の修理になりそうです。やれやれ。
BC/SW切替えスイッチの折れてしまったピンの部分