東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

紫麦の穂が出そろう

2020年04月15日 | 麦,穀類,雑穀

 現在栽培している麦は、小麦,オートミール,そして紫麦です。以前は、この3種に加えて、裸麦,二条大麦,大麦,ライ麦などを栽培していました。しかし、仕事の合間をみての多品種麦の栽培はとても大変です。そのため、今の3品種に減らしました。しかし、3品種でも大変です。今後は、オートミールをやめて小麦と紫麦だけにしようかなどと考えています。なお小麦はパン用ですが、わずかにパスタ用を試作しています。

         穂が出そろった紫麦、熟すにつれ紫色に


 紫麦は大麦の仲間なので小麦より早く穂が出ます。刈り取りも小麦より2週間ほど早く6月上旬となります。かつては、大麦の刈り取りが終わると、急いで田んぼの代かきをしていました。そして、6月下旬に田植えをしました。冬に大麦を栽培して夏に稲を栽培する二毛作です。小麦は収穫が遅いため、稲との二毛作は困難でした。

    禾が長い紫麦          パスタ用の小麦(試作)
 

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雨後のタケノコ、地表に次々に出るタケノコを掘る

2020年04月14日 | 野菜:豆類ほか

 竹林傍に生えるタケノコを掘りました。食べるためだけではなく、これ以上畑に侵入しないように掘りました。竹林に隣接する畑を耕耘すると、明らかにタケノコの地下茎が侵入していることが分かります。耕耘機のロータリーが地下茎に当たって跳ねるのです。地下茎は仕方ないとして、絶対にタケノコを生やしてはいけません。まるでモグラたたきのように、毎年タケノコ堀りをしています。

      畑に隣接する竹藪、次々と生えるタケノコを掘る


 我家に2種類のタケノコが生えています。一つは今回掘ったタケノコです。このタケノコの竹は、私が中学生の時に株分けてして移植した竹です。浄泉寺近くの竹林から移植した株です。もともとは防風林用として移植した竹です。二つ目の竹はタケノコが生える時期が2ヶ月位遅いのです。この竹は、我家に昔から生えていた竹です。気が付いた頃には高さが2~3mの幼竹になっています。

 掘り捨てたタケノコ    掘り上げたタケノコ   葉付きタマネギ
  

 昨日の雨で、20個近いタケノコが顔を出していました。中には、1m位伸びたタケノコもありました。そんなタケノコは掘り取らないで、その場所に掘り捨てておきました。一応、食べられそうなタケノコは家の前に並べました。その中から選んで、6個ほどは葉付きタマネギと一緒に東京に送りました。また、近所の方に差し上げました。残ったタケノコは、耕耘機で砕いて畑の肥料にしようと思います。

         東京に送るタケノコを新聞紙でくるむ


 ところで、有り余る竹やタケノコを何かに有効活用できないでしょうか。竹は、今のところU字支柱に加工する程度です。竹の表皮で籠か何かに加工できないでしょうか。あるいは、ひごを横糸の代わりにしてすだれにするとか。タケノコは、その皮を細かく裂いて繊維状にして織物の横糸にしてはどうかなどと考えています。昔はおこわを包んだり、おにぎりを包んでいました。

   東京に送る葉付きタマネギ       タケノコと葉付きタマネギ
 

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せっかく咲いた桜、雨と一緒に地表に

2020年04月13日 | 樹木,果樹

 昨日の夜から雨が降り始めました。最初はポツポツだったのですが、今日は早朝からしっかりと降り続きました。仕事から帰って畑や花壇を見ると、桜の花びらがまだら模様に降っていました。裏山を見上げると、桜の枝にはまだたくさん咲いています。まだまだ雨が降り続くようなので、明日中には地面は隙間なく桜の花びらが積もりそうです。

     花壇の周りに、まだら模様に降り積もった桜の花びら


 桃園に行ってみました。桃はすっかり花びらが落ちていました。また、スモモの白い花はすでに散って幼葉がたくさん出ていました。春は一雨ごとに季節が移り過ぎていくことが分かります。ジャガイモはすっかり葉が揃い、ネギはネギ坊主がどんどん出るし、タケノコもあちこちで出ています。もちろん、雑草も伸びています。これからの季節、忙しい農作業の毎日が始まります。

  玄関前の道に落ちた花びら      隙間なく桜の花びら
 

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光市冠梅園~大峰峠史跡巡りウォーキングの下見(3/3)

2020年04月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 昼食を食べ終わると、大峰峠に向かって歩きました。歩いた道は、千坊山の尾根に沿う舗装されて道路です。コバルトラインとも呼んでいる観光道路です。いつこの道が作られたのは分かりませんが、開発された時は周りの木々が全て伐採されていました。そのため、どこを通っても瀬戸内海を含む周防灘がすべて眼下に見えました。当然、九州や四国が見えました。今は木々が伸びて、所々しか見えません。

       久賀神社前の展望台前にて、今回の参加者


 大峰峠は十字路になっており、まっすぐ進むとコバルトラインをさらに伊保木方面に進みます。左に進むと、田布施町真殿方面に下ります。今回は、右に行って室積方面に坂を下りました。大峰峠付近で、小学生が1人加わり賑やかに歩きました。

  大峰峠に向かう     木々の間の室積    大峰峠からは下り坂
  

 今回下った大峰峠は車道ですが、その車道の隣に旧道が残っています。車道が作られる前、長い間使われていた道です。道幅は狭く、歩くことや馬が通ることを前提とした道でした。これらの旧道は、千坊山のあちこちを網の目のように通っていました。今は笹が生い茂り、道の痕跡だけが残っています。

  大峰峠から下る途中の景色        立ち寄った久賀神社
 

 大峰峠から下る途中で光市内の工場群が見えてきました。武田薬品や新日鉄などの工場です。同級生の多くがこれらの会社に入社しました。私も下松や柳井の日立を狙ったのですが、願いかなわず40年間も故郷を去っていました。あと20年近く故郷で過ごさないと、東京で生活した年数を追い越せません。

 久賀神社の急な石階段    展望台下で山菜     かんぼの宿に立ち寄り
  

 大峰峠から室積に下る途中で、久賀神社を参拝しました。その後、久賀神社の急な石階段を下り展望台に行きました。展望台は数mの高さしかありませんが、室積半島が手に取るように見えます。夕日を撮影する方が来ていました。夕日はさぞかしきれいなのでしょう。展望台を出ると、かんぼの宿に寄ってバス停に向かいました。下見ウォーキングに参加された方々、お疲れ様でした。

    冠天満宮からのコバルトライン巡りウォーキングコース

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自分用布マスクを作り、ブラスα分も作る

2020年04月11日 | 綿栽培,糸つむぎ,織り,染色

 先週から、歴史の勉強などに飽きてきたら時々ミシンに向かっています。立体布マスク作りです。そして、ミシンに飽きたら再び歴史の勉強などをしています。その繰り返しです。布マスクの制作は、裁縫の練習にちょうどよいです。昔使っていたミシン動作を思い出しますし、アイロンがこれまた面白いのです。一番愉快なのは、八島の海岸牛島の海辺で見つけたそれぞれ大小の油石が、私の布マスク作りに欠かせないことです。油石の曲線が立体布マスクの曲線とピッタリなのです。

         今日作った立体布マスク(紐なし)


 私の布マスク作りは次の通りです。みなさんとだいたい同じだと思います。まず初めに布マスクに使う布を選びます。私は、我家にあった各種手ぬぐいを使っています。その手ぬぐいの中には面白いものがありました。まずは、郷土館開館記念手ぬぐい(30年前)です。さすがに貴重で布マスクにできません。郷土館に寄贈することにしました。次に面白い手ぬぐいは、田布施農業高校の開校記念手ぬぐいや同高校レスリング応援手ぬぐいです。これは布マスクにしました。その他の手ぬぐいも布マスクにしました。

郷土館開館記念手ぬぐい   型紙に合わせ切り抜き   ボビンの糸入れ
  

 布を選ぶと、チャコペンで型紙をなどって描きます。1枚の手ぬぐいで10枚位の型紙をなどれるでしょうか。続いて裁縫バサミで切り抜きます。布にしわがある時は、アイロンでしわを無くします。しわが深いときは、霧吹きを使います。私の使っているミシンは手回しの骨董ミシンです。そのため、なるべくしわを無くしておかないとスムーズに縫えないのです。

 霧吹き,アイロン台,アイロン     骨董手回しミシンで布を縫う
 

 続いて、手回しミシンでどんどん縫いました。立体布マスクは、形状が立体曲線をしています。油石の上に布を被せてアイロンをかけ、布を立体曲線にします。その後、耳紐を通す筒をミシンで縫ってなんとか完成です。縫ったばかりの布マスクはチャコペンの色が残っています。その色を落とすことと汚れを取るため、洗面器で洗います。その後、野外で天日干ししています。なお、耳紐が無いため、知人からいただいては取り付けています。まずは、自分用の布マスクは確保したため、誰かにあげるための布マスク作りをしています。

  曲線に沿って縫う    耳紐を通す筒を縫う   色と汚れ落とし
  

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我家の裏山は桜並木が満開、「瀬戸の郷」の移り変わり

2020年04月10日 | 樹木,果樹

 あちこちの公園の桜が満開ですが、我家の裏山の尾根に沿う桜並木も満開です。去年、どなたかが裏山の反対側斜面の竹林をきれいに伐採しました。そのため、桜並木の向こう側の青空が透けて見えるようになりました。そのため、桜の花と青空がとてもきれいに映えています。裏山の尾根にシートを広げて、桜並木を見上げながら酒盛りができるのではないかと思います。

         青空に映える裏山尾根の桜並木


 裏山尾根の桜並木の下を歩いてみました。裏側反対側斜面の竹林がきれいに伐採されているため、斜面下の「瀬戸の郷」団地がよく見下ろせます。この景色は、「瀬戸の郷」団地が開発されつつある頃に見下ろした記憶があります。その後、竹林が茂って見えなくなっていました。久しぶりに見た光景です。

  桜の花びら       天高く桜の古木     うねる桜の古木
  

 「瀬戸の郷」団地ができたのは30年位前の1990年代でしょうか。もともとは田んぼだった場所が埋め立てられて、「瀬戸の郷」の広告塔が立ちました。通天閣のような派手な塔でした。その団地ができる少し前、高塔地区から八海地区の国道188号線に抜ける道路が開通していました。この開通と連動して開発された団地ではないかと思います。

 2001/12/31の裏山尾根(桜まだ低い)  同日、裏山尾根から見た「瀬戸の郷」
 

 そもそも、この高塔地区は戦時中は太刀洗飛行場の集積所でした。当時はまだ高塔地区の名前はありませんでした。そのため、「瀬戸の郷」団地は、集積所が解放されて高塔地区になってから開発されました。私が子供の頃、団地の場所はは田んぼが広がっており田んぼの中央に小山がありました。いつも湿った田んぼで、冬には凍った田んぼの上でスケートまがいの遊びをしていました。

       「瀬戸の郷」昭和43年(1968.6.20)


 高塔地区は麻郷にありますが、私が子供の頃はいわば麻郷の周辺地でした。そして、とても不便な地域でした。平生町や柳井市に行こうとすると、高塔山の暗い峠を越えなければなりませんでした。

 「瀬戸の郷」昭和56年(1981.10.4)      同 平成2年(1990.5.1)
 

 国木田独歩の紀行文「帰去来」に、この高塔山のことが書かれています。国木田独歩も、高塔山の暗い峠を越えて仮寓していた吉見家に帰省していたのです。

    同 平成7年(1995.5,8)        同 平成10年(1998.4.26)
 

 高塔地区は今、田布施町の自治会で最も世帯数が多い地区になっています。その理由の一つは、高塔山を切り崩して峠を道路にしたことだと思います。ダイレクトに国道188号線に出られるようになり、交通の便利が良い通勤圏となったことです。私が高塔地区を去った時、40世帯もなく班も四つしかありませんでした。ところが今や、200世帯を超えて班も14あります。40年ぶりに高塔に帰ってきた私にとって浦島太郎の気持ちでした。今だに名前を知らない高塔の住人がいるほどなのです。

      平成20年(2008.5.6)の高塔地区「瀬戸の郷」周辺

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小型オシロスコープ収納箱の制作

2020年04月09日 | 古ラジオ修理工房

 私が高校生の頃(50年位前)購入したオシロスコープの調子がよくありません。ピントが合わず細かい測定ができないのです。ラジオなどの電子機器を修理する時、波形確認に困っています。そのため、半年ほど前に秋葉原で小型の安いオシロスコープを購入しました。性能は十分なのですが、小型軽量がゆえに落としたり転がしたりしそうです。そのため、このオシロスコープやプローブなどの測定具を収納する箱を作りました。久しぶりの木工製作です。

     小型オシロスコープを収納した、蓋付きの収納小箱


 高校生の頃から使ってきたオシロスコープは数万円しました。しかし、この小型オシロスコープはとても安価で、しかもデジタルオシロスコープなので波形をストップモーションで見ることができます。私のように、昭和のラジオを修理する程度ならばこの性能で十分すぎる位です。充電池を装着できるようですので、野外でも使えます。

   箱の外郭を制作     蓋なども制作     斜めに切った板
  

 このオシロスコープを収納する箱は、木材の板を加工して作りました。プローブやUSBコードなども収納できる箱にしました。また、見やすいようにオシロスコープを取り付ける前面の板を斜めに傾けました。とにかく、落としても壊れないように適所に釘を打って頑丈に作りました。完成した収納箱は色を塗ると良いかも知れません。

   前面板を固定     後ろはコード類収納   蓋開閉のための蝶番
  

 オシロスコープの収納箱が完成後、実際に電源を入れて使ってみました。今のところ、充電池を入れていないためUSBコードが電源です。小さな画面なのが残念ですが、ストップモーション機能で波形をゆっくり確認できるのは便利です。シンクロスコープの機能があるのかどうか分かりませんが、ラジオ修理程度には便利に使えそうです。また、直流電圧も測定できるのでテスターとしても使えそうです。
 次にラジオを修理する時から、このオシロスコープが活躍してくれると思います。今使っている50年以上前製造のオシロスコープは、超骨董品なので郷土館に寄贈してもよいかと思っています。

   電源を入れて動作確認中      完成後の全体イメージ
 

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桃園を草刈機で草刈り、除草後に刈刃をメンテナンス

2020年04月08日 | 草刈り,整地

 4月に入ってから草刈機の音を聞くことが多くなりました。私の畑も雑草が伸びてきました。今回は、桃園を中心に草刈機で雑草を刈り取りました。春の風がさわやかで、快適に刈り取りすることができました。満開中の桃の枝を避けながらの刈り取りです。刈り取りが終わった後、刈刃のメンテナンスをしておきました。刈刃には大きく分けて、紐刃,鉄の丸刃,チップソーがあります。それぞれメンテナンス方法が違います。今回は前者2つのメンテナンスをしておきました。そして、すぐに草刈りできるよう混合ガソリンを作り置きしておきました。

     満開の桃の花を避けながら、根本の雑草を刈り取り


 草刈りの回数は畑により違います。回数が少ないのは山の下草刈りです。下草は主に笹で冬と初夏の二回だけ刈ります。次に多いのは畑の周辺の土手です。年に4回位でしょうか。そして、本畑は年に5回はするでしょうか。または、草背が膝位に伸びたら逐次草刈りするようにしています。しかし、仕事やボランティアが忙しい時はなかなか草刈りできません。歯がゆいばかりです。一番つらいのは、やはり真夏の草刈りです。暑く汗だくのうえに蚊が集団で襲ってくるからです。

     草刈り前の桃園         草刈りが終わった桃園
 

 ところで、季節によって草刈り方法が違うことがあります。例えば今の時期は、カラスノエンドウなどのマメ科が群生しています。これらのマメ科の雑草は、一気に刈ろうとすると刈刃に絡みつくことがあります。そうなると、エンジンを止めて絡みついた草を取らなければなりません。私は、絡みつかないように2段刈りか3段刈りをします。これは背が伸びた雑草を刈る場合も同様です。楽に草刈りするポイントの一つは、背が低いときに除草することにつきます。

  桃園以外も草刈り   からみつくマメ科雑草   紐刃のメンテナンス
  

 桃園を中心とした草刈りが終わると、刈刃のメンテナンスをしておきました。紐刃はだんだん紐が短くなります。ある程度短くなると、適時紐を交換しておきます。草刈り中に紐が無くなると困りますので。次に、鉄の丸刃をグラインダーで磨いておきました。紐刃では刈れないような、硬い草や笹などを刈る時に使います。例えば、綿の茎は木のように硬いため紐刃では刈れません。鉄の丸刃でなければ刈ることができません。畑はまだまだ広いため、ここ1週間は草刈りで明け暮れそうです。

        鉄の丸刃(3枚刃)をグラインダーで研磨

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育苗中のナス、大きめのポットに植え替え

2020年04月07日 | 野菜:果菜

 小さなポットにナスの種を蒔いた後、小型温室内で育苗してきました。しかし、4月になってナスが育ってくるとポットが狭くなってきました。そのため、1回り大きなポットに植え替えることにしました。最初に、ポットに入れる土作りをしました。箱に培養土を入れて混ぜ、適度な水分を含ませるため水も追加して混ぜました。その土をポットに入れました。大きめのポットなので意外にたくさんの土が必要でした。

   大きめのポットにナスを植え替え後、2日ほど遮光して苗を慣らす


 畑にある土はいろいろな病気の菌,いや地の土,害虫,あるいは雑草の種が潜んでいることがあります。そのため、大きめのポットに入れる土は市販の培養土を使いました。肥料も適度に入っているようで安心です。以前育苗した時は、お金をケチって畑の土を使ったことがあります。病気の菌が潜んでいたのか肥料分が少なかったかで、思うように育たないことがありました。そのため、今回は市販の培養土を使ってみました。そのため、ちゃんと世話すれば苗は大きく育つと思います。

 小型温室で育った苗   培養土に水分を加える   ポットに培養土
  

 ポットに植え替えた直後の苗は、まだ根が十分に伸びていません。そのため、2日程度遮光して暑さや乾燥から守り養生します。その後は、太陽に下で育てようと思います。
 苗は30個位あります。大波野の方々やコットンクラブなどの方々にお分けすることになっています。苗が育ちしだいお渡ししようと思います。最後に残った4個程度を我家の畑に植えようと思います。

  大きめのポットに植え替え中      遮光シートの下で苗を養生
 

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満開のチューリップ園を鑑賞

2020年04月06日 | 花,野草

 予定ではたぶせ桜まつりの日でしたが、コロナウィルスのため中止になってしまいました。個人的には残念! 代わりに、いつもの仲間と平生町佐賀にある個人宅のチャーリップ園に行ってきました。個人宅のチューリップ園ですが、2ヶ所に分かれた園に1000本近いチューリップが満開でした。子供も2人参加するなど、楽しい鑑賞会となりました。チューリップ園の周りは新緑の山に囲まれており、鑑賞ついでにたくさんの山菜を収穫しました。

    チューリップ園そば、円座になり日向ぼっこ休憩


 早朝はやや肌寒い風が吹いていましたが、昼になるにつれて暖かくなりました。植えられたチューリップは、多くが鮮やかな赤色の花を咲かせていました。日差しを浴びながらの楽しい鑑賞会でした。お昼少し前、縁側前に円座になって各自持ち寄ったお昼をいただきました。私は、正面に太陽の日差しを受けながら休憩しました。家に帰ってみると、手の甲が日焼けしてすこし赤くなっていました。

 子供達2人も参加     鮮やかな赤色     チューリップを鑑賞
  

 私もチューリップの球根を何度か植えたことがあります。しかし、その維持ができませんでした。維持するためには、球根を太らせるため花が咲き終わるとすぐに花を切除します。その後、球根を掘り上げます。大きな球根は来年も花を咲かせますが、小さな球根は花を咲かせません。しかし、小さな球根を次年は養生して、球根を太らせます。すると、その次の年には花を咲かせます。それらの世話をしないと、チューリップ園を毎年維持できません。チューリップを鑑賞させていただきありがとうございました。そしてチューリップの世話と維持、ご苦労様です。

  畑一面に咲き誇るチューリップ    チューリップ鑑賞会参加者(一部)
 

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郷土館に現れた珍客(痩せこけた伝書鳩)を保護

2020年04月05日 | 生き物

 午後、干していた布マスクを取りに郷土館の外に出ました。すると、一羽の鳩が何やら駐車場で地面をつついていました。何か食べているのかなと思いその鳩に近づきました。野生の鳩ならばすぐに飛んで逃げるのに、2~3mの距離を保ちながら逃げません。その鳩の足を見てピーンときました。伝書鳩でした。レース途中にお腹がすいたのか力尽きて舞い降りたようです。試しに紅花の種を与えると、食べるではありませんか。保護するため、食べているところを捕らえました。

        人間が持ち上げても怖がらない伝書鳩


  伝書鳩は20年前にも救出したことがあります。その時も、お腹が空いたのでしょう田んぼの網に絡まっていました。稲に実ったお米を食べたかったのだと思います。足を見ると標識番号と電話番号が書かれていました。早速、伝書鳩の飼い主に電話をかけました。すると、数日後に伝書鳩を入れる箱が送られてきました。面白い事に、宅急便でその箱を飼い主の元に送り届けることができました。今、そのような鳩を送るサービスは宅急便には無いとのこと。思い出しましたが、ボーイスカウトとガールスカウトで通信の歴史をお話しをしたことがあります。その時、伝書鳩を紹介しその役割について解説したことがあります。

  駐車場で保護     最初紅花の種を給餌    捕らえた籠と鳩
  

 私は鳩の飼い方をよく知りません。伝書鳩を飼ったことがあるY君に電話すると、嬉しいことに早速郷土館に来てくれました。彼の話では、レース中に力尽きた伝書鳩とのこと。痩せこけていても餌を食べる元気は残っているので、回復する見込みがあるとのこと。このまま外で保護すれば猫などに襲われます。そのため、数日間、郷土館で保護しようと思います。水を入れた皿を籠(実はビール箱)に入れておきました。体重が増えて体調が回復すれば、すぐにでも大空に解き放とうと思います。私に捕まって幸運だった伝書鳩でした。 

  よく見れば、可愛い目        数日間保護する籠(ビール箱)
 

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タマネギ畑、最後の草取り

2020年04月04日 | 野菜:根菜

 4月になり雑草が勢いよく生えるようになりました。このまま放置しておくと野菜の育ちが悪くなります。今回は1月のタマネギ畑除草に続いて、同タマネギ畑の除草をしました。タマネギ畑の場合、草刈機やカマで草を刈るわけではありません。タマネギを植えている黒マルチの内と外の除草です。最初に黒マルチの周辺に生えている雑草を平クワで剥ぎ取るように除草しました。黒マルチを傷つけないように注意します

  黒マルチ周辺を傷つけないように、平クワで剥ぎ取るように除草


 耕耘機の中にはロータリーを逆回転させることにより、黒マルチを剥ぎながら除草できる機種があります。このような機能があると黒マルチをあまり傷めないようです。しかし、私が使っている耕耘機は20年以上前から使っている耕耘機です。除草しやすさを考えて製造された耕耘機ではありません。今使っている耕耘機が壊れたら、除草しやすさを考慮した耕耘機を購入したいと思います。しかし、何年先になるやら。

 マルチ周辺を除草     マルチ周辺を耕耘   綺麗になったマルチ周辺
  

 さて、黒マルチ周辺を剥ぎ取るように除草すると、除草された雑草を含めて耕耘機で刻むように耕耘します。こうすることによって黒マルチ周辺は綺麗に除草されます。続いて、黒マルチ内に生えた雑草を丁寧に抜き取りました。タマネギが育つ穴に生えた雑草です。その雑草を根こそぎ抜き取ります。これで、タマネギ畑の除草は終わりです。
 来月にはタマネギの葉が茶色になり折れてきます。そうなると、タマネギの収穫が始まりです。例年のように束ねて縛り、天日干ししようと思います。苗の植え付けを手伝っていただいた田布施コットンクラブの方々にも、タマネギをお分けしようと思います。そして今年の秋も、タマネギ栽培を種まきから開始しようと思います。

 黒マルチ内の雑草を全て抜き取る    黒マルチ内に育つタマネギ
 

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その昔、桃の収穫など助け合った親戚力

2020年04月03日 | 樹木,果樹

 4月になり果樹の花がどんどん咲いています。今満開なのは桃の花です。桃の花は色が濃くしかも花びらが大きいため、遠くからでも分かりました。私が子供の頃、我家は桃を栽培する農業組合に入っていました。そのため、山のあちこちに桃を植えていました。桃の収穫時期になると、親戚中が手伝いに来ていました。お昼になると全員が、桃の木の下で重箱を開いて賑やかに食事しました。その頃、何かにつけて親戚中が助け合っていたように思います。車もなく電話もなく貧しい時代でしたが、助け合いながら乗り切っていた時代だったように思います。

           朝日に照らされた桃の花


 今コロナウィルスが世界で蔓延していますが、地域を含めた親戚の助け合いがより必要のようです。学校や塾に行けない子供を預かったり、足りなくなったマスクを作ったり、情報を交換したり、励ましたり、食べ物を融通したりと・・・。東日本大震災でも、親戚同士で情報交換したり、物を融通したり、お泊まりしたりと、親戚力が問われたようです。面白いことに結婚する人が増えたとか。災害にあった時など、人は家族の暖かさや大切さに気付くのでしょう。効率優先の世の中は意外にもろいのです。

  ユスラウメの花    グミの目立たない花   散り始めたスモモの花
  

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帝国電波(現クラリオン)製カーラジオRM-107(三菱キャブトラック搭載)の修理(6/6)

2020年04月02日 | 古ラジオ修理工房



  今回修理したカーラジオは、アンテナ部か高周波増幅部に故障があることは間違いありませんでした。しかし、はっきりとした原因を特定できずに直ってしまいました。同時に何ヶ所かまとめて修理すると、時々そのようなことがあります。今回は、直ったカーラジオの受信状況やこの種のラジオに固有なメカニカルプリセット機能を確認して修理を終わることにしました。今回のようなメカニカルな方式のカーラジオを搭載している車は、クラシックカーのような旧車しかありません。以前直したカーラジオも、クラシックカーに搭載されていたカーラジオでした。

      修繕を終わりテスト中の帝国電波製カーラジオ


 まず初めに、電源スイッチ,電源ランプ,そして音量つまみを確認しました。問題ありません。続いて、受信できる周波数範囲をテストしました。SGから電波を出して受信範囲を調べました。まずは低い方の周波数は560KHzでした。つぎに高い方の周波数は1,670KHzでした。つまり、560KHz~1,670KHzの範囲のAMラジオ放送を受信できます。実際にその範囲のNHK第1放送,NHK第2放送,民法のラジオ放送を問題なく受信できました。また、夜になると朝鮮半島や中国からのラジオ放送がよく入りました。

  低い方の周波数560KHz       高い方の周波数1,670KHz
 

 最後に、このカーラジオ固有のメカニカルプリセット機能を確認しました。若い方は知らないと思いますが、昔のプリセット機能は次のようにしてラジオ放送をプリセットします。①受信したいラジオ放送を受信する。②プリセットしたいボタンを引き抜くとその周波数を記憶③ボタンを押し込む。ポイントは②の操作です。これでプリセット完了です。ボタンは五つあるので、五つの放送局をプリセットできます。プリセット機能は正常でした。この機能により、ボタンを押すだけでラジオを選局できます。これで確認を終わりました。修理を依頼された岡山県の方に、このカーラジオを送り返そうと思います。お待たせしました。

 電源と音量の確認     受信範囲の確認    プリセット機構の確認
  

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渋柿(11月下旬収穫)の苗木を植え付け

2020年04月01日 | 樹木,果樹

 晩秋に注文していた渋柿の苗木2本がようやく届きました。予定では2月到着予定でしたが、なかなか来ないのですっかり忘れていました。我家に生えている渋柿の品種は西条です。熟すのが10月なのですが、気候が温暖なため皮を剥いでもすぐにカビが生えてきます。去年久留米市に行って渋柿を収穫しましたが、その品種のように晩秋に熟す渋柿でなければ今や渋柿作りができません。到着した渋柿の苗は、11月下旬に熟する品種「夢西条」です。

          日当たりの良い場所に植えた渋柿の苗


 綿や藍を栽培している畑の隅っこに苗を植えました。しいたけにするため伐採したクヌギ跡です。黒マルチをしていた個所と重なるため、その黒マルチを外しました。ノビルなどの雑草が茂っていたため、黒マルチの裾をクワで掘るようにして剥がしました。

 剥がした黒マルチ     4m間隔で移植     植えた渋柿の苗
  

 マルチを剥がし終わると、スコップで穴を掘りその穴に渋柿の苗を植えました。なお、苗と苗の間隔は4mとしました。気の長い話ですが、早くても収穫できるようになるのは3年後ではないかと思います。他にも渋柿の苗木を移植しているため、収穫できるようになれば知人にも渋柿を分けてあげられると思います。また、去年の放課後学習成器塾で干柿作りをしましたが、さらに多くの子供達が干柿作り体験できるようになります。

   植える場所に穴を掘る      苗木を植えると土寄せ
 

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