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すらりと形のいい人柄

2007年05月22日 | 教育ノート
 「修」という字は名前によく使われている。結構いい響きを持っているなあと以前から思っていた。
 今回、修学旅行に絡めて改めて調べてみると、また意味も深い。
 毛筆で書くときのイメージもわいてくる。背中に水をかけて清める…すらりとした字がかけそうな気がする。

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 「攸(ユウ)」は人の背中に水をかけて洗う形です。
 「彡(サン)」には清められたことを表す意味があるようです。
 この二つを組み合わせてできた「修」。
 「おさめる」つまり学問や技芸を身につけるという意味が一般的ですが、字源を探ると実は「きよめる」「すらりと形よくととのえる」という内容が浮かびあがってきます。
 学問を学んで性質のかどばった点を取り去りすらりとした人柄にする、ということが到達点のようです。

 明後日に迫った修学旅行。二日間の集団行動で学ぶことは多いでしょう。
 見学箇所や宿泊地で、全員が楽しい思い出をたくさん作るためにお互いに気づかいあい、すらりとした人柄に近づく時間であってほしいものです。
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