すぷりんぐぶろぐ

桜と絵本と豆乳と

見世物垂れ流し

2008年12月04日 | 雑記帳
 昨夜テレビのトーク番組を見ていて、ある女性タレント?が喋る姿がとんでもないほど伝わってこないので少し驚いた。
 もっとも、番組中にその発言が他の出演者にネタにされるほど酷かったわけで、それも「見世物」の一つには違いないのだろうけど。

 伝わらない理由を挙げていくと

 早口である
 丁寧語を使わない
 世間の現実とかけ離れている
 他人の質問などに不快な表情を見せる

ということになるだろう。
 ということは、この逆が伝わる条件となるだろう。

 ゆっくりと
 場と相手に応じた言葉遣いで
 現実場面と重ね合わせられる話題を
 他者の反応を受け入れながら

 ごもっとも。なるほど。
 それにしても、基本が全部駄目だとあれほどまでに視聴者(私が代表でもないが)に不快感を与えるといういい見本になった。
 だって、番組司会者つまり主人公であるあの明石家さんまでさえ苛立っていることがわかったもの。

 かつてラジオ番組収録の話を知人から聞いたことがある。何気ない笑い声さえ「不快感があるからNG」とされたという。
 そんな放送業界が、今では果てしなく泥沼化、なんでもありの垂れ流し状態ということか。