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小春日和にカメラ噺

2011年11月05日 | 雑記帳
 デジカメの普段使いラインナップを大きく変えて、九ヶ月が過ぎた。

 戯れに「愛人カメラ」と称しているリコーのCX4の頻度が圧倒的だが、本妻のα55も実際なかなか使いまわしがいいのである。

 自分にとって初めてのデジイチであるα55を触っていたら、思い出したことがあった。

 キャノンやニコンに手を出せなかったわけは様々あろう。しかしよくよく思うと、フィルムカメラ時代に購入したのもミノルタのαだった。ソニーと一緒になったのはいつだったろうか。

 ソニーブランドが特に好きというわけではないが、自分の年代にはやはりソニーという刷り込みが多少あるかもしれない。ビデオカメラもハンディカムだし、それなりの愛着はある。
 落ち目ではあるのだろうけど、もうちょっと頑張ってほしい。

 さて、ミノルタはごく安いモデルであり、初級者の自分には最適だった。
 自分の子どもはもちろん、職場でカメラ好きの人がいて一緒にこんなことをした。毎月テーマを決めて被写体を探し(多くは児童の姿だったと思う)、1枚仕上げ、職員にどちらがいいか判定してもらう。作品を貼り付け回覧して評価されてくるのを待つ…なかなかいい時間だった。遊ぶ余裕があった。

 もっと時間を遡ると、それ以前に自分が買ったコンパクトカメラが二つあることを思い出した。
一つはフジのような気がする。色も形は覚えているが検索できない。いわゆるコンパクトズームである。

 その前はこれはしっかり覚えている。
 初めて自分の稼ぎで買ったカメラである。
 あのジャスピンコニカだった。
 
 これはもう画期的なカメラだったと言ってよいだろう。
 カメラを持つことが普通になってきたことの一つの象徴的なモデルではないだろうか。

 この発売年、そしてコニカがミノルタと一緒になり、最終的にはソニーと一緒になったこと、今買ったのもαシリーズだということ…何か因縁めくものを感ずる。

 最終的にαを使いこなせるようになったら、自分でも嬉しいと思う。この齢だと中級者は目指せないかもしれないが、初級者のベテランぐらいまでにはなりたいものだ。

 昨日の午前は以前務めていた市のあちこちをめぐり、紅葉を中心に100枚ほど撮ってきた。全然満足していないが、まずは現状メモということで残しておく。
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