【渾身】(こんしん)
からだ全体。全身。満身(明鏡国語辞典)
「渾身の力をふりしぼる」というような使い方をする。
もうちょっと思い浮かべても「渾身の力を~」あるいは「渾身の思い」ぐらいしか出てこない。
動的な場面で使うということだ。
「渾」そのものに「すべて」という意味があるのだが、さんずいが示すように「水がさかんに流れる」や「入りまじる、とけ合う」がそもそもの語義だからではないか。
身体の中を血流がめぐるイメージがわいてくる。
子どもたちに体感させたい感覚である。
運動面ではもちろんだが、音読や歌、発表や制作に関わるような活動においても、体中に血が駆け回り、エネルギーが発散されていくような…。
「渾身」の体験をもっと、と思う。
「2014読了」12冊目 ★★
『子どもの集中力を育てる』(齋藤 孝 文藝春秋)
からだ全体。全身。満身(明鏡国語辞典)
「渾身の力をふりしぼる」というような使い方をする。
もうちょっと思い浮かべても「渾身の力を~」あるいは「渾身の思い」ぐらいしか出てこない。
動的な場面で使うということだ。
「渾」そのものに「すべて」という意味があるのだが、さんずいが示すように「水がさかんに流れる」や「入りまじる、とけ合う」がそもそもの語義だからではないか。
身体の中を血流がめぐるイメージがわいてくる。
子どもたちに体感させたい感覚である。
運動面ではもちろんだが、音読や歌、発表や制作に関わるような活動においても、体中に血が駆け回り、エネルギーが発散されていくような…。
「渾身」の体験をもっと、と思う。
「2014読了」12冊目 ★★
『子どもの集中力を育てる』(齋藤 孝 文藝春秋)