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信賞必罰

2014年01月18日 | 雑記帳
 【信賞必罰】(しんしょうひつばつ)

 賞すべき功績のある者は必ず賞し、罪を犯した者は必ず罰すること、賞罰を厳格に行うこと。(広辞苑)



 子どものしつけにはこの考えが不可欠だと思うが、「賞」だけに重きが置かれている風潮がある。

 「賞」だけが具体的に与えられ、「罰」は脅しだけの言葉で終わったまま成長している子どもが多いのではないか。

 むろん「罰」に極端な重きを置くことは、おそれやおびえが先に立ち、自立には結びつかないだろう。

 しかし、しつけの手段としての信賞必罰が、一方では社会の場にあってもルールでありシステムになっていることを考えると、今の傾向は現実への対応力を養っていないと判断するべきだろう。