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桎梏

2014年01月03日 | 雑記帳
 【桎梏】(しっこく)

  足かせと手かせ。厳しく自由を束縛するもの(広辞苑)


 発想や着眼の貧困さは,実は目に見えない何かに縛られているからではないか。

 時々そんなふうに思って立ち止まり,「そもそも」とか「もしも」とかを使って,可動の範囲を見通してみることも大事だ。

 多くの場合,桎梏は具体的な環境や関係のように見えるけれど,実は心理そのものに他ならないのではないか。

 しかし心を解き放つためには,具体的な足かせ,手かせと見えるものを一つ一つほぐしていく作業も必要になるだろうな。



 「2014読了」 1冊目 ★★

 『99歳一日一言』(むのたけじ 岩波新書)