今回は、平成22年就労条件総合調査結果による
「業績評価制度の評価側の課題」と「業績評価制度の問題点」です。
☆☆======================================================☆☆
1)業績評価制度の評価側の課題
業績評価制度がある企業について、
業績評価制度の評価側の課題の内訳(3つまでの複数回答)をみると、
「部門間の評価基準の調整が難しい」:52.7%
「評価者の研修・教育が十分にできない」:37.7%
「格差がつけにくく中位の評価が多くなる」:34.2%
などとなっていて、
「部門間の評価基準の調整が難しい」が最も高い割合です 。
2)業績評価制度の問題点
業績評価制度がある企業について、
評価によって生じる問題点の内訳(3つまでの複数回答)をみると、
「評価によって勤労意欲の低下を招く」:20.9%
「評価結果に対する本人の納得が得られない」:19.1%
「評価システムに対して労働者の納得が得られない」:14.4%
などとなっていて、
「評価によって勤労意欲の低下を招く」が最も高い割合です 。
☆☆======================================================☆☆
評価側の課題については、
【18-2-E】
16年調査によると、個人業績を賃金に反映させる企業は過半数を超え、
そのうち業績評価制度がある企業は6割を超えているが、業績評価制度
がある企業における評価側の課題で多いのは、「仕事がチームワークに
よるため、個人の評価がしづらい」であり、「部門間の評価基準の調整
が難しい」は少なかった。
という出題があります。
出題当時も現在と同じで
「部門間の評価基準の調整が難しい」が最も多くなっているので、
この問題は誤りです。
「仕事がチームワークによるため、個人の評価がしづらい」は
平成22年調査でも、15.2%と少ない状況です。
「評価側の課題」については、このように出題がありますが、
「評価側の課題」「業績評価制度の問題点」いずれについても、
とりあえず、目を通しておく程度で十分でしょう。
「業績評価制度の評価側の課題」と「業績評価制度の問題点」です。
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1)業績評価制度の評価側の課題
業績評価制度がある企業について、
業績評価制度の評価側の課題の内訳(3つまでの複数回答)をみると、
「部門間の評価基準の調整が難しい」:52.7%
「評価者の研修・教育が十分にできない」:37.7%
「格差がつけにくく中位の評価が多くなる」:34.2%
などとなっていて、
「部門間の評価基準の調整が難しい」が最も高い割合です 。
2)業績評価制度の問題点
業績評価制度がある企業について、
評価によって生じる問題点の内訳(3つまでの複数回答)をみると、
「評価によって勤労意欲の低下を招く」:20.9%
「評価結果に対する本人の納得が得られない」:19.1%
「評価システムに対して労働者の納得が得られない」:14.4%
などとなっていて、
「評価によって勤労意欲の低下を招く」が最も高い割合です 。
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評価側の課題については、
【18-2-E】
16年調査によると、個人業績を賃金に反映させる企業は過半数を超え、
そのうち業績評価制度がある企業は6割を超えているが、業績評価制度
がある企業における評価側の課題で多いのは、「仕事がチームワークに
よるため、個人の評価がしづらい」であり、「部門間の評価基準の調整
が難しい」は少なかった。
という出題があります。
出題当時も現在と同じで
「部門間の評価基準の調整が難しい」が最も多くなっているので、
この問題は誤りです。
「仕事がチームワークによるため、個人の評価がしづらい」は
平成22年調査でも、15.2%と少ない状況です。
「評価側の課題」については、このように出題がありますが、
「評価側の課題」「業績評価制度の問題点」いずれについても、
とりあえず、目を通しておく程度で十分でしょう。