次の問題の空欄を適当な語句で埋め、完全な文章としてください。
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【 問題 】
「平成22年版労働経済白書(厚生労働省)」によると、大企業においては、
長期勤続によって形成される( A )を評価する傾向が、中小企業よりも
強く、そのため、( B )においても勤続評価の部分が大きい。また、こう
した勤続評価と企業内での( C )が結びつき、長期勤続者の割合も中小
企業より高くなっている、としている。
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平成23年択一式「労務管理その他の労働に関する一般常識」問3ーAで
出題された文章です。
【 答え 】
A 職業能力
B 賃金構造
C 人材育成
※問題は、平成22年版労働経済白書の抜粋ですが、平成23年版労働経済
白書において、
● 我が国企業では、大企業を中心に企業内人材育成を基本とした長期雇用
慣行がみられ、経済変動に対する雇用の安定性を示すとともに、職務経験
の豊富な人材を企業内に蓄積することもできた(P216)。
● 賃金決定要素における職務遂行能力とは、一般的に、職務経験を通じた
人的能力開発を行うことで、そこで培われた能力を職務遂行能力として
賃金・処遇に反映させることを意味しており、長期雇用や年功賃金の仕組み
の根底をなす賃金・処遇制度とみられている。大企業では、このような
職務遂行能力を評価することが、賃金決定において大きな役割を果たして
いると考えられる(P234)。
という記載があります。