10月30日に、厚生労働省が平成25年「高年齢者の雇用状況」集計結果を
公表しました。
これによると、
高年齢者雇用確保措置を「実施済み」の企業の割合は92.3%
となっています。
平成25年4月から継続雇用制度の対象者を限定できる仕組みを廃止する
改正があったので、前年と単純比較はできませんが、改正前の「実施済み」
の企業の割合と比較すると5.0ポイントの減少となっています。
また、
希望者全員が65歳以上まで働ける企業は大幅に増加し、
希望者全員が65歳以上まで働ける企業は95,081社(対前年差26,534社増加)、
割合は66.5%(同17.7ポイント増加)となっています。
高年齢者に関しては、平成25年度試験で、高年齢者雇用安定法の改正点は出ず、
高齢社会白書からの出題がありました。
改正があった年は出題されず、
次の年に出題されるってこと、ありがちです。
で、高年齢者雇用安定法、出題されるとき、
1問まるまる法令からというのではなく、
労働経済と組み合わせて出題してくるというパターン、
ありますので、
「高年齢者の雇用状況」については、意識しておいたほうがよいでしょう。
厚生労働省の公表は↓
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11703000-Shokugyouanteikyokukoureishougaikoyoutaisakubu-Koureishakoyoutaisakuka/100.pdf