11月19日に、厚生労働省が
「平成25年 障害者雇用状況の集計結果」
を公表しました。
これによると、
雇用障害者数は 40万8,947.5人、実雇用率は1.76%
と、いずれも過去最高を更新しています。
ただ、法定雇用率達成企業の割合は 42.7%と、前年比4.1ポイント低下と
なっています。
そこで、この集計結果、平成25年度試験の選択式で出題されています。
「平成24年障害者雇用状況の集計結果(厚生労働省)」によると、平成24年
6月1日時点で法定雇用率を達成している民間企業は、全体の( C )で
あった。また、障害者の雇用状況を企業規模別にみると、法定雇用率を達成した
割合が50%を超えていたのは、( D )の企業であった。
他方、法定雇用率未達成企業のうち障害者を1人も雇用していない企業(0人
雇用企業)は、未達成企業全体の( E )であった。
答えは、
C:半数近く
D:1000人以上規模
E:約6割
です。
かなり厳しい出題であったといえますが、
Cの空欄は、なんとか埋めることができるのではないかと思います。
で、
さすがに、2年連続で、選択式から出題されるってことはないでしょうが、
択一式からの出題は考えられます。
とはいえ、細かいところまですべてを押さえるのは難しいでしょう。
ですので、とりあえず、法定雇用率達成企業の割合、おおよその割合を
押さえておきましょう。
ちなみに、「平成25年 障害者雇用状況の集計結果」では、
法定雇用率達成企業の割合は、1,000人以上では、41.7%(前年57.5%)と
大幅な低下となっていて、最も割合が高いのは、56~100人未満の44.5%と
なっています。
この大幅な低下は、法定雇用率が引き上げられたことが影響しています。