就業者は、2013年平均で6,311万人となり、前年に比べ41万人の増加(6年
ぶりの増加)となった。
男女別にみると、男性は3,610万人と6万人の減少、女性は2,701万人と47万人
の増加となった。
就業者を従業上の地位別にみると、雇用者は2013年平均で5,553万人となり、
前年に比べ49万人の増加となった。
就業者に占める雇用者の割合は88.0%となり、0.2ポイントの上昇となった。
正規の職員・従業員は、2013年平均で3,302万人となった。
役員を除く雇用者に占める正規の職員・従業員の割合は63.4%となった。
非正規の職員・従業員は、2013年平均で1,906万人となった。役員を除く雇用者
に占める非正規の職員・従業員の割合は36.6%となった。
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就業者に関しては、就業形態に関する出題がよくあります。
ちょっと古い問題ですが、
【 12-労一3-C 】
総務庁「労働力調査特別調査」によれば、雇用者(役員を除く。)を「正規
の職員・従業員」とそれ以外の「パート・アルバイト、派遣・嘱託・その
他」に分けてみると、次第に「正規の職員・従業員」の割合が低下する傾向
にある。「正規の職員・従業員」の割合は、1999年には雇用者(役員を除く。)
の約4分の3まで低下している。
という出題があります。
出題当時は、正しい内容でした。
「正規の職員・従業員」の割合が低下しているという点は、現在も、
その傾向が続いています。
で、平成25年調査では「正規の職員・従業員の割合は63.4%」とあり、
およそ3分の2まで低下しています。
この点について、平成25年版労働経済白書で、
1985年以降の雇用形態別雇用者数(役員を除く)の変化をみると、経済変動に
加えて人口動態の変化の影響を受けながら推移しており、現在、雇用者に占める
非正規雇用労働者の割合(非正規雇用労働者比率)は3分の1を超える水準となっ
ている。
という記述があります。
ということで、
「非正規雇用労働者の割合」が増加傾向であることは、
押さえておいたほうがよいでしょう。