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労働力調査(基本集計)平成29年平均(速報)結果<若年無業者>

2018-05-15 05:00:01 | 労働経済情報


若年無業者は、2017年平均で54万人となり、前年に比べて2万人の減少と
なった。

若年無業者を年齢階級別にみると、30~34歳が17万人と最も多く、次いで
25~29歳が15万人などとなった。

若年無業者の人口に対する割合は、前年に比べ15~19歳は0.3ポイント
の低下、20~24歳は同率、25~29歳は0.1ポイントの低下、30~34歳は
0.2ポイントの低下となった。


☆☆====================================================☆☆


この労働力調査における若年無業者とは、15~34歳の非労働力人口のうち
家事も通学もしていない者です。

若年者の雇用の動向に関しては、平成24年度試験や平成28年度試験の択一式で
1問出題されるなど過去に何度も出題されていますが、若年無業者については、

【 21-3-B 】

労働経済白書によれば、いわゆるフリーターの推移をみると、2003年にピーク
を迎えた後、新規学卒者の就職状況が改善したこともあり徐々に減少したが、
滞留傾向が懸念される年長フリーターが引き続き課題となっており、また、若年
無業者(15~34歳の非労動力人口のうち、家事も通学もしていない者)の推移
をみると、2007年は162万人と、前年に比べて大幅に増加した、としている。

という出題があります。

これは、誤りです。

「162万人と、前年に比べて大幅に増加した」
とありますが、
「62万人と、前年と同水準」
でしたので。

数値を置き換えて誤りを作っていますが、
大きく違う数値になっています。

このような数値、ほんのわずかな違いで誤りとして出題されたとしても、
答えようがないところがありますから、大きく違う数値で出題したので
しょう。

ですから、
平成29年調査では「54万人」とあるので、
その程度を知っておけば、同じような出題があったとしても、
対応できるでしょう。

ちなみに、平成29年版厚生労働白書(P255)に、

フリーター数は、2016年には155万人となり、前年(2015(平成27)年
167万人)と比べて12万人減少となっているが、一方、若年無業者数に
ついては2016年には57万人となり、前年(2015年56万人)と比べて
1万人増加となっている。

という記述があります。

こちらの記述も含めて、正確な数値ではなく、おおよその数値を押さえておけば
十分です。

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健保法23-8-E

2018-05-15 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「健保法23-8-E」です。


【 問 題 】

病床数200床以上の病院で紹介なしに受けた初診は、緊急その他
やむを得ない場合も含めて、選定療養の対象にはならない。
                 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



【 解 説 】

「病床数200床以上の病院で紹介なしに受けた初診」は、選定療養
の対象となります。
なお、緊急その他やむを得ない事情がある場合に受けたものは、選定
療養の対象となりません。


 誤り。


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