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令和2年賃金構造基本統計調査<性別にみた賃金>

2021-04-14 05:00:01 | 労働経済情報

今回は、「性別にみた賃金」についてです。

☆☆====================================================☆☆

男女別に賃金カーブをみると、男性では、年齢階級が高いほど賃金も高く、
55~59歳で420.1千円(20~24歳の賃金を100とすると195.8)と賃金
がピークとなり、その後下降している。女性では、50~54歳の274.7千円
(同 131.2)がピークとなっているが、男性に比べ、賃金カーブは緩やかと
なっている。

☆☆====================================================☆☆

男女別に賃金カーブをみた場合に賃金がピークとなる年齢階級に関しては、
次の出題があります。

【 19-5-D 】

平成18年賃金構造基本統計調査によれば、賃金がピークとなる年齢階級は、
男では50~54歳で420,000円(平均21.8年勤続)となっている。また、
学歴別に賃金がピークとなる年齢階級をみると、男では、大学・大学院卒
及び中卒が55~59歳、高専・短大卒及び高卒が50~54歳となっている。


この問題は出題当時正しい内容でした。
男性について賃金がピークとなる年齢階級については、令和2年調査では、
55~59歳ですから、令和2年調査としての出題であれば誤りになります。

ピークとなる年齢階級、なんとなく、このくらいの年齢かなという推測ができ
なくはないかと思います。
問題文の後段の学歴別に関しては、かなり厳しい論点で、ここまでは押さえて
おくのは難しいでしょう。
なので、余力があれば確認しておくという程度で十分でしょう。

ということで、まずは、ピークとなる年齢階級、これを知っておきましょう。

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健保法H25-1-C

2021-04-14 05:00:00 | 今日の過去問
今日の過去問は「健保法H25-1-C」です。

【 問 題 】

現物で支給される食事や住宅は、厚生労働大臣が都道府県ごと
に告示で定めた現物給与の価額に基づいて報酬に算入する(健康
保険組合が規約で別段の定めをした場合を除く。)。なお、現物
給与の価額の適用に当たっては、被保険者の勤務地(被保険者が
常時勤務する場所)が所在する都道府県の現物給与の価額を適用
することを原則とし、派遣労働者については、派遣元と派遣先の
事業所が所在する都道府県が異なる場合、派遣先事業所が所在
する都道府県の現物給与の価額を適用する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【 解 説 】

現物給与の価額の適用に当たっては、被保険者の勤務地(被保険者
が常時勤務する場所)が所在する都道府県の現物給与の価額を適用
することを原則としますが、派遣労働者に係る現物給与の価額に
ついては、「派遣元」事業所が所在する都道府県の現物給与の価額
を適用することとされています。

 誤り。  

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