今日の過去問は「労災法H26-2-ア」です。
【 問 題 】
共同企業体によって行われる建設事業において、その全構成員が
各々資金、人員、機械等を拠出して、共同計算により工事を施工
する共同施工方式がとられている場合、保険関係は、共同企業体が
行う事業の全体を一の事業とし、その代表者を事業主として成立
する。
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【 解 説 】
建設業において、2以上の建設業者が共同企業体を結成して建設工事
を施工している場合には、共同企業体が行う事業の全体を一つの事業
とし、その代表者を事業主として保険関係が成立します。
なお、共同企業体の各構成員が工事をあらかじめ分割し、各分担工事
について責任をもって施工するなどの分担施工方式により行われる
場合は、その分担される工事部分をそれぞれ独立の事業とし、共同
企業体の各構成員をそれぞれ事業主として、保険関係を成立させます。
正しい。