Q 最初の雇用期間が2月以内である場合は、当該期間を超えて使用される
ことが見込まれることとして取り扱われることはないのか。
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最初の雇用契約の期間が2月以内であっても、次の(ア)又は(イ)に該
当する場合は、「2月以内の雇用契約が更新されることが見込まれる場合」
に該当するものとして、最初の雇用期間に基づき使用され始めた時に被保険
者の資格を取得することになります。
(ア)就業規則や雇用契約書その他の書面において、その雇用契約が「更新
される旨」又は「更新される場合がある旨」が明示されていること。
(イ)同一の事業所において、同様の雇用契約に基づき雇用されている者が、
契約更新等により最初の雇用契約の期間を超えて雇用された実績があ
ること。
ただし、(ア)又は(イ)に該当する場合であっても、2月以内で定めら
れた最初の雇用契約の期間を超えて使用しないことについて労使双方が合
意(※)しているときは、「2月以内の雇用契約が更新されることが見込ま
れる場合」には該当しないこととして取り扱います。
(※)書面による合意(メールによる合意も含む。)が必要となります。
今日の過去問は「安衛法H22-9-D」です。
【 問 題 】
事業者は、高圧室内作業(潜函工法その他の圧気工法により、
大気圧を超える気圧下の作業室又はシャフトの内部において
行う作業に限る。)については作業主任者を選任しなければなら
ないが、当該作業主任者は都道府県労働局長の登録を受けた者
が行う高圧室内作業主任者技能講習を修了した者でなければ
ならない。
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【 解 説 】
高圧室内作業については、高圧室内作業主任者の選任が必要ですが、
高圧室内作業主任者は、「高圧室内作業主任者免許を受けた者」から
選任しなければなりません。「高圧室内作業主任者技能講習を修了
した者」ではありません。
なお、作業主任者は、作業の区分に応じて、都道府県労働局長の免許
を受けた者又は都道府県労働局長の登録を受けた者が行う技能講習を
修了した者のうちから選任しなければなりません。
誤り