百醜千拙草

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370便の真相は?

2014-03-25 | Weblog
消息を立っているマレーシア航空、様々な憶測が飛び交い、謎が深まるばかりです。機長がマレーシア政権に対立していた、とか、イスラム国のマレーシアですからイスラム過激派のテロだ、など事件の背後からの推測がありました。
航空機は意図的にインド洋方面に進路を変え、意図的にレーダーから姿を消したのは間違いないようです。飛行機の行動に関しては、目撃情報などから多少明らかになってきました。
Yahooニュースによると、
2014年3月18日、香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)によると、マレーシア航空370便が消息を絶った8日午前6時15分ごろ、インド洋の島国・モルディブで、370便とみられる機体が低空飛行していたのを目撃したという通報が複数あった。現地メディアが伝えた。目撃者によると、北から東南方向へ飛行していたという

ということです。そして、
2014年3月18日、米ホワイトハウスのカーニー報道官は、消息を絶っているマレーシア航空370便が、インド洋中部のディエゴガルシア島にある米軍基地に着陸したとする一部報道を否定した。

というニュースがありました。

ディエゴガルシアとは、岩下おじさんのブログによると、

もちろん関係者以外ねずみ一匹立ち入れないこの世界最高のハイテク要塞はその機密性においてトップクラスであり約5000人とされる人数以外の機材施設の詳細は分かっていない。この指令が横須賀から発せれているものの通信内容も詳細に分からない。世界最大の攻撃能力と防衛能力が「あるらしい」。したがって衛星レーダーなどの監視範囲は「すくなくとも」相当広範囲であると「いわれている」。上空からの映像の解析度も10センチ平方「といわれている」。
精緻極まりない防衛システムに囲まれたこの島に発見されずに近づくことは無理である。近い島(たとえばモルジブは24の環礁と1200の島がある)の島民が、目視でもしない限りこの防衛網で起きたことは絶対に外に漏れないと「されている」。

ということらしいです。

フライトシュミレーションが趣味という人のブログでは、この飛行機がディエゴガルシアに向かったとした場合の詳細な予想航路をシュミレーションしています。ディエゴガルシアの飛行場の滑走路は北西-南東の方向に設置されていますから、北西の方角から着陸したと仮定すれば、一旦、クアラルンプールから北に向かった飛行機が急旋回して南西方面へと航路を変え、モルジブあたりから着陸に向けて南下したとすれば、モルジブで370機らしい飛行機が南東に向かって低空飛行していたという目撃情報と一致するのではないかと思います。低空飛行はレーダーを避けるためだとすると、一応、航空機は意図的に進路を変え、レーダーから姿を消して、インド洋の軍事要塞、ディエゴガルシアに向かったというのは有り得る話です。航空機が行方不明になった日のディエゴガルシアの滑走路の写真はないのでしょうか。この話が本当だと、航空機が写っていかも知れません。

しかし、もし本当に370便がディエゴガルシアに向かったのだとしたら、その理由は一体なんなのか、私には分かりません。

一方で、中国とオーストラリアがインド洋に飛行機の残骸らしいものを発見したというニュースがありました。パースの沖ということですから、ディエゴ ガルシアから遥かに南です。この残骸らしいものが本物だとすると、ますます、この飛行経路は不可解です。飛行経路はイギリスの人工衛星からの情報を解析したと言っていますが、それも本当ならそういう解析がなぜもっと以前にできなかったのでしょうか?
乗客の多くが中国人でしたが、その家族がマレーシア政府が最初から航空機に関する情報を隠していたと不信を募らせていたという話も聞きました。機長と政治的立場で対立するマレーシア首相が、残骸らしいものの発見とイギリスの衛星の情報から墜落と断定した声明を出すのも、ちょっとヘンな気がします。断言する前に残骸の解析と死体の回収を待ってもよかったワケでしょう。

なぜ、北京へ向かったはずの飛行機が、突然、通信を経ったのか、なぜ、北京とは逆方向のインド洋へと向かったのか、大変不思議です。モルディブや香港での目撃情報が本当だとすると、低空飛行でレーダーを避けていたのですから、意図的な「失踪」であったということです。
真相は何なのでしょうか?
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