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萱尾神社の参道にある形ばかりの橋。はじめの画像の上方の道を右に行くと方丈石に行ける。U字溝やコンクリート溝蓋やアスファルトが使われていない頃はどんなにか風情があったことだろう。その頃を知らない人は、この石橋で想像せよ・・昔を知っている人はこれで思い出せ・・と言わんばかり。
脇の小川の定期的なさらえやら道普請やら、氏子の寄り合い作業なんて今時できなくなったのだろう。一度にお金をかけて後は手間要らずという姿がこれだ。仮に団塊の世代がほとんど隠居生活に入り、時間も体力も持て余して、こういう所をいい感じに直したとしても、それ以後が続かない。
人口構成がピラミッド状にもどらない限り、継続的にマンパワーが必要なことはダメなのかも知れない。いやいやロボットに期待できるかも。景観保存を専門にやるロボット・・価値観や意識改革が先決か・・。未来を想うと予測と期待と妄想が拡散するばかり。