鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

現場中継放映に対して

2019年10月15日 00時08分44秒 | 懐疑・猜疑・疑義
台風19号の各局テレビニュースを観て、そのたびに疑問に思うことがある。
衝撃的な映像が撮れると、それを何回も出すのは分かるけれど、なぜもっとその画面に情報を盛り込まないのだろう。
初めてのスクープ的LIVE映像を流す場合は仕方ないかもしれないが、二回目以降はせめて東西南北や、市町村の後の番地まではいらないにしても地区名くらいは入れておくべきではないか。
GPSで位置情報がその場ですぐ分かるのに、流すのに良い映像や的確な象徴的コメントが得られると、もうそればっかり。
それも仕方ないにしても、いつの時間のことを出しているかの数字文字を添えなくてどうするんだ。
他人に伝える文章の5W1Hは基本なのに、ビジュアルに頼ってばかりの、たどたどしい表現が多すぎる。
そうしてニュースを観るたびに、これも観たシーン、今度のもまた観たということばかり。
わずかにコメントや被害状況の数字が変化していくのを、ただ追っているだけという状況は誠に残念。
ニュースのコメントは大体において拙いのだから、せめて LIVE映像最重視の現在進行形主義を貫いて欲しいものだ。
危険をおかしたり他人の迷惑を顧みずに特攻的にやるとか打ち合わせをしたヤラセは論外だけれど、このレポーター、このキャスターの物の言い方捉え方は素晴らしいと思う事が少なくて、これも残念でたまらない。
良いと思えるのは、つい先ほど観た有働由美子くらいか。
コメント (4)
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