カメムシと遭遇することの多い季節になったか、という感触を持った。
こいつはテニスコートのネット支柱に止まっていた。
ネットの縁にボールが強く当たれば振動が支柱へ伝わることだってあるだろうに、何故かずっと同じ場所で動かなかった。
調べてみると、ツヤアオカメムシだと思われるけれど、緑一色の保護色がなかなかにシンプルで美しい。
私は緑色が色の中で一番好きなので、カメムシも緑色のコイツは別格な感じがする。
検索して見た画像と違う点は触覚が短いところ。
カミキリムシなどもそうだが、触覚は竹のように節がある。
節の部分でポキリと折れたり、再生したりするのだろうか。
触覚が折れると活発に動きにくいのかもしれない。
亀の甲羅に似ているからカメムシなのだろうけれど、首まで似ているのだということを今回認識した。