明石縮など絹織物で羽振りの良かった十日町では、6月6日を『ろくろういん』と言い、機織り関係者は仕事を休み、農作業も禁止されていたとか。
それで、『ろくろういんで天気予報も雨だからどこかに行ってゆっくりしよう・・』という誘いがあった。
私以外は皆、過去に機織り関連だったり、今現在もそうであったりの人たち。
十日町の諏訪神社内に機神様を祀る御機神社があり、まだ現役の織姫をやっている同級生は、そこを詣りたいと言う。
夫君も元織物関連の会社員だったので、その夫婦は先に神社を詣ってから『明石の湯』で合流ということになった。
機関係を自営している一人(男)は、ろくろういんであるにも関わらず仕事が忙しくて誘ったけれど駄目。
ろくろういんを気にしなくなっている人も居るということのようだ。
明石の湯は、本物の温泉ではないけれど、いわゆるスーパー銭湯という形態の場所で、600円払えば、いくらでも居られる。
昼前に行き、大きな休憩所のテーブルを囲んで話をしたり、風呂に入って来たり、昼食を頼んだり、昼寝をしたり、お茶したり。
画像は昼寝から目覚めて寝転んだままの、ロー・アングルで休憩所を撮ったもの。