鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

昨日の身近な生きもの

2022年06月27日 08時51分51秒 | 身の回りの生き物のこと






竹藪の中を歩いていたら、いきなり長袖の腕に跳び移ってきたのがシュレーゲルアオガエル(しゅれーげる青蛙)。
日本固有種なのに、シュレーゲルというオランダの博士の名がついているのは、養子になって可愛がられたようなものか、目も金色だし。
ちょっと似ている天然記念物のモリアオガエル(森青蛙)の目は赤っぽく濁っていて区別できる。
蛙としてはかなりデフォルメしたスタイルだけれど、頭でっかちの黄緑が魅力的だ

ニホンカナヘビ(日本金蛇)が椎茸のホダ木に上っていて、そっと構えたらポージングしているように動かなかった。
いろんな角度から撮りたかったが、そうなると逃げられるだろうと思い、同じような画像になり、しかもピンぼけばかり。
これは、いつもニホントカゲ(日本蜥蜴)と、どちらがどちらだったか分からなくなる。
腹が黄色(金色)なので、金蛇という名になったと今回知って、もう迷うことはないだろう。

地面に紙切れが落ちていると思って見たら蛾だったのけれど、蛾は種類が多いから同定はできないだろうと半分あきらめ気分で検索した。
これも先日の逆八の字状模様なので、そのように検索したけれどヒットせず、白い蛾としたら直ぐに候補が見つかった。
一番の候補がシロツバメエダシャク(白燕枝尺蛾)だが、ウスキツバメエダシャク、フトスジツバメエダシャク、コガタツバメエダシャクのどれかかも。
エダシャク(枝尺)ということは、静止する時は枝に擬態する尺取虫の仲間ということになり、後翅の突起が燕を連想させての命名だそうで、シンプルながらお洒落なデザイン。
コメント (4)
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