『花のある暮らし』というような感じに粉飾しようと思うけれど、わが家は綺麗に切り撮るのが難しい地味な花ばかり。
前の小さな畑の隅にタチアオイ(立葵)が自然に生えて、数年前に数株を庭へ移植したのが、飛び火するように分散して立ち上がっている。
奇妙なことに花の色がそれぞれ微妙に違うのだけれど、宿根草だからそれぞれの場所で毎年立ち上がってくれたら、色は変化をするのかどうか分かるかもしれない。
他所では、黒に近い赤とか真紅も観るけれど、うちの玄関横に立ち上がっているのは貧相な薄い色で、わが家にふさわしいような残念なような具合だ。
それでもせいいっぱい綺麗に撮ろうと傷んでいない部分だけをフォーカスして、蕊の発育具合もズーム・アップしてみた。