家にいつまでも使われないままのホワイトリカー35度1.8L(製造年月日10.4.12)があったので田舎に持ってきた。
生家には、これまたいつのものか分からない氷砂糖があったのは知っていて、あとは梅を手に入れるだけでいい。
カメや昔の海苔のビンは古いのがいくつもあるが、密閉するのにナイロンを被せて紐で縛るのはあまりに古風なので、安かったら買おうとホームセンターで専用ビンを物色。
3,4,5Lの持ち手付きがあり、1000円もしない安さだったから、大きいほど良いだろうと5Lビン698円を買ったのがまずかった。
梅はちょっと赤みがかった南高梅1kg1058円を買い、作り方はビンの中にレシピが入っていたので、その通りにやった。
梅を洗うのに爪楊枝でヘタをほじくって取り除き、凹みの汚れも取るようにとあり、一個一個そこまでするのかと思ったものの、このへそゴマ取りが意外に楽しい。
氷砂糖もレシピ通りに、梅1kgとホワイトリカー1.8Lに対し、レシピ通りのぴったり600g残ってたから、古さに目をつぶれば完璧だ。
ホワイトリカーの製造日の10は、2010年のことなら12年前で、平成だとしても倍なら全く問題ないし、氷砂糖も溶けていないからだいじょうぶ。
そうして作ったまでは順調だったが、ビンに全部入れてみると、半分しか満たされていないのは、とても残念な気がした。
それなら追加したら良いだろうと、今度は青い白加賀梅1kg1058円と、氷砂糖1kg462円とホワイトリカーは宝酒造の1375円を購入。
食品は8%の消費税に対して、酒類は10%の消費税だということを、領収証を確認していて今回初めて気づいた。
そして、これでビンがほぼ一杯になるだろうと思って入れていくと、ホワイトリカーが入り切らずに4分の3程残ってしまった。
梅1kgと氷砂糖600gを追加投入をした後の、ホワイトリカー不足分は、味にどう影響するのだろうか。
3Lビンを追加購入して、梅750gをおたまですくい上げ、残っている400gの氷砂糖とホワイトリカーを使い切るべきかと悩ましい。
レシピには蜂蜜を使うなら、氷砂糖の7割で良いなどとあったから、自家製蜂蜜を所有している私はそもそも氷砂糖を使う必要などなかったのだ。
もうここまで来たら、3Lビンを買うしかないだろう、5Lビンの梅酒は甘めになるだろうけれど、それはそれで良し。
氷砂糖は残して蜂蜜を使うかどうかもこれまた悩ましい、ぐだぐだ梅酒作り。