鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

気になる虫

2022年06月11日 08時00分00秒 | 






サキマダラヒメバチのその後の様子が1枚目画像。
ときどき元気なく立ち止まっていることもあったので、そこを見計らい蓋をずらして、割り箸に付けた蜂蜜を底になすりつけた。
そうしたら、すぐに近づき即かぶりつき状態になり、蓋を開けても動こうさえしないところを撮った。
高濃度の蜂蜜にありつけることなど自然のままではありえないはずで、その後全部吸い終わって元気はつらつ状態だ。
交尾相手を見つけられたらよいけれど、それが奇跡的に成しえてもその後どうなる、卵を産み付けるのはスズメガの幼虫か蛹か蛾になってからか、まさか卵に卵ではないだろう。
そんなところまで世話をしようと思ったら、小学生の夏休み研究レベルでは、まずもって不可能なのがまことに残念だ。

2、3枚目は、そよ風が吹くなか、立て樋に止まって長い触角をなびかせていた蛾。
自身の3倍ほどもある白い触角なので、そよぐのを何とかこらえて樋にしがみついている様子。
交尾相手を見つけるのに役立つのか、身を守るためにトカゲの尻尾のような仕掛けか、なぜそこまで長い必要があるのだろう。
金色系の上等な帯地のような色合いと模様でも、1センチほどの大きさでしかないから地味目。
検索してみると、ホソオビヒゲナガ(細帯髭長)の雄がほぼ一致しそうだけれど、15〜17mmとあるのに、これは8〜9mmしかない。
それなら、ヒメホソオビヒゲナガというものではないかと調べたが、それはいないようだ。
すると、小型化したホソオビヒゲナガということになるが、これほど長い髭のヤツは検索画像にもなさそうなので、亜種なのかもしれない。
これも、蜂蜜を底に付けたが、こちらは気に入らないのか吸った様子はなく、3日経つがプラケースの中で普通に生き続けている。
コメント (4)
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