鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

エンジンミニダンプが欲しい

2021年09月15日 09時32分09秒 | 仕方




先日芝刈り機を修理してもらった代金を支払いに、農機具修理店へ行ったときに見たのがエンジンミニダンプ。
私の亡き父親が石好きで、毎年群馬県あたりから石を積んだ業者がやってきては何日も粘っていたと近所の人から聞いた。
そして、別の近所の人へは『良い人ですねぇ』と父親を評して嬉しそうに語っていたという。
つまり、値打ちの分からない騙しやすいお人好しということだったのだろうと、それを言ってくれた人の表情と言い方で察した。
それらの石が半分埋まったり、完全に埋まったり、傾いだりしているのを、なんとかサマになるよう自力で動かそうとしている。
体力が残っている今のうちにと、一輪車で運ぶか転がしていけるものだけ運んでいるのだが、こんな機械があれば3人力くらいにはなりそうだ。
とりあえず撮っただけにとどめたが、イメージが膨らみ、欲しくてたまらない。
修理だけではなく中古販売もしているので、これはたぶん売り物だろうと思われる。
10万円以内で買えるなら、独り遊びは俄然はかどって楽しくなりそうなので、誰かに買われてしまわないようにと願いつつ思案中。

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虫喰い栗

2021年09月14日 16時57分57秒 | 身の周りの植物




裏庭に1本だけある栗の大木から虫喰い栗が落ち始めた。
毬(いが)に白い糞粒が付いていたら、クソッといつだって思うわけである。
開かずに落ちている毬も今までにたくさんあって、それを無理やりこじ開けても、鬼皮がまだ白かったり小さかったりでダメ。
でも近頃は、一人前の大きさになって青いまま落ちているのもあり、鬼皮はしっかり茶色になっていて虫喰いもなく、まともだったりする。
未熟なうちに生ったまま毬全体が茶色く変色して落ちるのは、木自体の選択的淘汰なのだろうとは思う。
そのあたりの生物学の項目を読んだことはないが、日頃の観察から理解しようとしても、落ちる規則性がつかめない。
などとごちゃごちゃ言わなくても、上をみれば口を開いている毬もいくつか見られて、もうすぐ毎朝栗拾いをする楽しみがやってくる。
今年は虫喰い度合いがどれくらいか、消毒なんて考えたこともないので自然の成り行き任せだ。

蟻筏のメンバーは数えられるほどしかいなくなった。
動きも鈍いから、私が垂らした蜂蜜は効果がなかったのかと少し落胆していたのだが・・。
この石のプールの壁面に、同じ大きさ同じ色の、つまり同じ蟻がたくさん歩き回っているではないか。
これはどう考えたらいいのだろう、たぶん元気なやつは筏を離れ自力上陸を果たしたとしか思われない。
一列の行列ではなくなんとなくの集団が一定方向に進んでいるような集団行動に見えた。
残った20匹あまりも小さな木の葉があるから、踏み出せないのかもしれないので、木の葉を取ろうかとも思う。
いやいや、それはなりません、本当は蜂蜜ひと垂らしだって余計なことだったのではないかと、自然に任すことにする。
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身近なプチミステリー

2021年09月13日 09時01分09秒 | 仕方




蟻筏(ありいかだ)はついに遭難離散状態にある。
やはり女王を亡くした働き蟻の集団だったのではないだろうか、なすべきことを見失った集団の末路か。
過去形で語るのはまだ早いのかも知れない、まだ葉っぱに掴まって、当初の数%だが生きて蠢いているのだから。
この葉の上に、というよりこの小集団の上に、私は採蜜して漉している途中のニホンミツバチの蜜を少し垂らしてみたいと思う。

2枚目の画像は、よそ様のブログに載っていたのを真似てやってみた、台所を飾るニンジンの活け方。
成長点がちゃんと残っていて、スローモーションを見ているような具合に成長するのを観察するのが楽しみになった。
この後ひげ根も出てくるらしいけれど、私はギリギリまでケチった切り方なので、毎日水を換えていても出るかどうか分からない。
外に出したらキアゲハがやって来て卵を産み付けるだろうか。
キアゲハだって、これじゃ幼虫1匹でもすぐ食い尽くしてしまうことを判断して、はじめから見向きもしないだろうか。
孫を見ると可愛くて可愛くてしょうがなくて、『塩をぱっぱっとふりかけて食べてしまいたいわぁ』と口走るのだという知り合いがいた。
これこそほんとに可愛くて、塩をかけて食べてみようか、などと思ったりする。
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身近なプチホラー

2021年09月12日 12時03分12秒 | 懐疑・猜疑・疑義


先日取り上げた蟻筏(ありいかだ)がまだ続いているが、少し規模が小さくなってきたようで、蠢きも弱ってきたような気がする。
水だけではエネルギーが保てないだろうし、本当に目的が分からない。
初めの頃は、小さな葉っぱにしがみつくように密集していたけれど、一昨日辺りから周囲にバラバラと離れて浮いているのが数匹見られる。
これくらい小さいと、アリも水面を一定程度歩けるようで、脚を引き抜き引き抜きかろうじてという動きをして浮いて歩く。
一旦踏み込んでしまうと水面に立ち上がることはできないようで、そうなると半分水没しながらゆるくあがいている。
もしかしたら女王が死んだとか水没してしまったのかも知れないなどと思う。
離れて浮いていたアリがまた集団に近づくと、縁にいたアリたちが助け上げるような動きをして集団に戻る。
現状打破なり新展開を求めて選ばれたモノが、あるいは自然発生的に力のあるモノが離れて行くのかも知れない。
アフリカの大峡谷で発生した人類が世界中に散らばったように、というのは大げさか。

身近なホラーとしたのは、このことではない。
お隣のご主人に一昨日聞いた話なのだが、パセリに発生したキアゲハの幼虫を家で育てていた顛末が恐ろしい。
私もそうなのだが、ナス、ピーマン、キュウリの株間にコンパニオンプランツとしてマリーゴールドやパセリを植えている。
キアゲハと分かっているので幼虫のついた葉っぱを摘んで飼っていたら、食べ尽くしてしまい、畑のパセリもなくなってしまったのだと言う。
湧いた虫を全数育てて蛹から羽化まで見守ろうとしたのが途中で断念は無念なので、仕方なくスーパーでパセリを買ってきたのだそうだ。
私より一回りほど上の夫婦だけれど、失礼ながらかわいらしいところがある人たちなのだな、と嬉しい。
そうして買ったパセリを与えたところ、一日経ったら全数が真っ黒に変色して死んでしまったのだそうだ。
恐ろしいもんです、と嘆いていた。
たまたま、そのパセリが病気になっていたのか、人間には問題のない程度の農薬が使われていたのか、検査があるかどうかは知らないけれど、そのロットだけが農薬が強くて、それでも店頭に並んでしまったのか。
いずれにせよ、お隣さんと私は今後、スーパーでパセリを間違っても買うことはないということが決定的だ。
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鬼蜻蜓(オニヤンマ)の楽園

2021年09月11日 07時43分43秒 | 身の回りの生き物のこと




オニヤンマはどう書くのだろうとふと疑問に感じて検索して初めて知った。
蜻蜓(セイテイ)は蜻蛉(セイレイ)に同じく、トンボなんだとか。
ヤンマは偉そうなトンボだから蜻蜓か。
うちの敷地は日本最大のトンボであるオニヤンマの楽園と化している。
何しろセイヨウミツバチとニホンミツバチが飼われていて、常に蜜蜂が巣門を出入りしているから食料確保はいたって簡単。
時々やってくるキイロスズメバチやコガタスズメバチなどは、なかなかすんなり蜜蜂を捕まえることができなくてウロウロと時間がかかる。
それに比べたら、オニヤンマはスーッと滑空していて、蜜蜂を見つけたら急上昇急旋回で百発百中の確保率だ。
今年はスズメバチが少ないけれど、オニヤンマは例年の何倍も多く飛び回っていて、私のミツバチを獲りまくっている。
そういうわけで、私にとって最近の仇(かたき)はオニヤンマ。
腹立ち紛れに7匹も捕まえて、まとめて洗濯バサミでとめてみた。
この程度の捕獲では総数に全く変化はなく、ちょっと数えても10匹くらいが常に視界に入る。
2枚目の画像はトンボのようなミッキーマウスのようなユーモラスな花を咲かせるツユクサ。
名前は風流で一見儚げではあるけれど、こいつがまたすごい繁殖力で、匍匐枝を伸ばしては根を生やし、どこまでも蔓延る厄介モノ。
農薬、殺虫剤を使わない我が家は、どれだけの生物、植物の楽園になっているか計り知れない。
その楽園にいる鬼の元締めは私なのだが、何をするにつけても迷いながら毎日うろうろもたもたしている。
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蟻いかだ

2021年09月10日 08時00分44秒 | 






蟻以下だ、と罵っているのではなく、蟻筏(ありいかだ)なのだ。
ここ数日、小さなアリの小さな集団が、うちのメダカプールに浮いている。
夜中に雨が降ったこともあるのに上陸せずに浮いたままで、私が見た限りで3日目に入っている。
検索してみると、アメリカ大陸にいるヒアリは、洪水が起こった時に女王や卵を真ん中にしてかなり大きな蟻筏を作るそうだ。
日本のこの小さな黒いアリの行動あるいは生態を知りたいと思うけれど、まだ私はネット上で見つけられない。
おそらく女王は真ん中にいるはずだが、全員せわしなく触覚を動かし蠢くので、しっかり構えて撮った。
蜜蜂のような分封が行われるのだろうか。
それとも大きい蟻に襲われて、集団逃避行なのか集団自殺行なのか。
昔、『レミングの行進』という、異常繁殖したネズミの一種が大行進をして海に飛び込み集団自殺をする、などということがまことしやかに言われたことがある。
開高健の『パニック』もそれを元ネタにした小説だった。
後に『レミングの行進』は全くの作り話だということになった。
『パニック』も取材をしていない純粋な創作なのだとのこと。
この蟻筏は、私の飼っているのがメダカより大きい金魚や鯉の類だったら、すぐに食われていただろうけれど、いつまでこうしているのだろう。
手ですくってみろ、と囁く声があるけれど、自重している。
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石を移動させる

2021年09月09日 08時44分08秒 | 仕方


庭に配置された飛び石は、用途通りに役目を果たさせようとしたら、いつも気配り手入れが必要だ。
石はほとんど変化しないものだから、ひとたび位置を決めて半分埋めるなりの置き方を決めたら半永久にそこに在ると思ったら大違い。
いつの間にか石は沈んで行くのだ。
自身の重さや地震で揺さぶられたりもして沈むだけではなく、匍匐枝や蔓植物が覆い、風に運ばれたわずかな土埃が窪みに溜まり、風に運ばれた何かしらの種や胞子から植物が蔓延る。
そのようにして20年以上放置された生家の庭は、どれくらい石が土中に埋まっているか途方にくれるくらいだ。
飛び石が全く見えなくなって平らになり、20年で表面地層は数センチも出来上がってしまうのかと驚く。
私は最近、父親が何人もの人を頼んで設置したに違いない飛び石を発掘し、私の思うようになる重さ大きさの石は私の好きなように動かすことをしている。
コロナで友人を呼ぶこともはばかられ、独りでやるとなると仕事量は知れているのだけれど、骨に適度の負担をかけるエクササイズも兼ねてやる。
一輪車に乗せている石は50kgくらいはあろうか、これを乗せるのも大変だった。
一輪車を倒して石を立て掛け置いてから起こすのがなかなかに大変で、色々と頭を使うのだが、最後は一気の力技しかない。
これを立てるのは、左手で石がずれないようにしておいて、右手は一輪車の縁を押し、もう一本の手が欲しいところは帽子を被った頭を一輪車の立っている側に押し付け、3点の総力で起き上がらせることに成功した。
頭は使いようというのを、頭の痛みで実感した体験。
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ベニスズメ(紅雀)

2021年09月08日 10時03分33秒 | 


スズメは人の住む周辺ならどこにでも居るからか、かなり軽く観られているふしがある。
カラスもヒヨドリもムクドリもセキレイもシジュウカラもスズメ目だ。
それなのに鳥ではなく蛾の仲間に、ベニスズメ他いくつか何々スズメと名付けられているものがある。
スズメだって、ニュウナイスズメやイエスズメという種類もいるのに、蛾にスズメと付けてもいいけれど、きちんとベニスズメガと蛾であることを示しておくべきだと思う。
このベニスズメは、私がエンジン草刈り機で雑草をなぎ払っている時に出てきた。
回転刃が当たって翅を欠損したので飛べないのか、もう繁殖の役目は果たして消耗しきっているのか、パタパタしながらも歩き回ってから動きを止めた。
間違いなくスズメ蛾の仲間であることは、三角翼型で分かるので、ピンクのスズメガと検索してすぐに見つかった。
ここまで書いて、ふと紅雀という鳥がいたのではないかと思い出して検索してみたら、そうそうこれこれ、昔はペットショップによく売られていたなと。
同名の鳥と蛾がいるなんて困りますなぁ。
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蜜蜂の雄

2021年09月07日 13時02分16秒 | 養蜂






『ゆう』ではなく『おす』なのだ。
蜜蜂の雄(オス)は女王蜂に次ぐ図体なのに、ほとんど仕事をしないとか。
刺す毒針を持っていないので、働き蜂である雌や女王蜂を守ることすらしないらしい。
ひたすら女王蜂の結婚飛行の時に空高く舞い上がって交尾するためだけに生きているということになっている。
女王は10数匹ほどの雄と交尾し、交尾に成功した雄たちは役目を終えて死んでいくのだという。
今年、仕掛けた待ち箱に入ったばかりの分蜂(封)群を観察していたら、尻の黒い大きな雄が何匹も出入りしているのが見られた。
もしかしたら、帰ってきて入るのを観ただけで、出て行くのは観ていないのかもしれない。
おそらく女王蜂に出会えなかった雄が帰ってきたシーンだったと思われる。
雄は単為生殖で生まれて父親がいないので、分蜂(娘の新女王に巣を譲り母女王が働き蜂を半分引き連れて出る)の時に全員母に従って出るのかもしれない。
何しろ遺伝子を継ぎ繋いで行くためだけの存在だから、新女王は自分の遺伝子を継ぐ我が子の雄を産んで居候させるはず。
旧女王の産んだ働き蜂は半分残るわけだが長くて1ヶ月の寿命だ。
卵や幼虫や蛹がいたとして、それが成虫になっても、たぶん1ヶ月半後には新女王の子ばかりになるという計算になる。
女王は雄雌を産み分けられるというから、分蜂と結婚飛行の時期に自分の遺伝子を持った雄が成虫になるよう計画出産しているのだろう。
なんらかの理由で女王が死ぬと、働き蜂が群れの中で雄を産むのだそうで、女王のいない群は消滅していくけれど、その雄が交尾に成功したら、きっちり遺伝子は繋いだということになるのか。
まだ色々と疑問も湧き、調べたいけれど、ここはこれで割愛して画像の雄蜂だ。
夏に分蜂することもあるらしいのだが、夏も過ぎると雄は不要になり、巣から追い出されるそうだが、まさにそれと思われる蜂が玄関に入っていた。
うちの玄関の欄間はガラスになっていて、いろんな昆虫が罠にはまって、あがいたり迷走飛行する場所になっている。
セイヨウミツバチかニホン(トウヨウ)ミツバチの雄に違いないとは思うものの自信が持てず捕まえて瓶に閉じ込めた。
死んでからもあまり縮まらず17mm位もあるので、いわゆる蜜蜂ではなくて、ほかの蜂の可能性もあった。
西洋とそうでないのを分ける決定的な証拠である、後翅のH型の筋を見ることが出来て、間違いなくニホンミツバチの雄と確認できた。
2、3枚目の画像は、貯蜜ハニカムの蓋を切り外したもので、これが蜜蝋。
気温が上がれば、濾す作業も能率よくなるのだが、なんだか秋の気配で蜜の垂れ方が遅い。
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自慢の食生活

2021年09月06日 11時51分21秒 | 食べ方






昨日は思い立って天ぷらをやってみた。
独り暮らしを生家でやるようになって2度目、自分で作る生涯2度目の天ぷら。
初回は散々だったけれど、今度は小麦粉に卵を入れてみたらダマになって、しばし途方にくれた。
料理番組のシーンなんかを思い起こしながら水をちびちび足してそれらしい衣になった。
ネタはタマネギ以外は産直で、ナス、ピーマン、ミョウガ、シイタケと花火のように咲いているウドの花。
見た目はうまくいったように思ったけれど、味はイマイチ、イマニのイマサンもありというところ。
旨かったのはピーマンで次がミョウガで、食えないことはないのがタマネギとナス。
我慢してようやくなのが、シイタケとウドの花。
タマネギは使いやすい小玉10数箇1袋を買ってあったのだが、やはり大きいタイプの輪切りが良いのか、新タマネギの時期が良いのか。
ナスも大きく育ったのは使いづらくて、ぬか漬けにちょうど良い小振りのうちに採るのでイマイチだったのか、揚げ時間が短かすぎたのか丸茄子でなければいけないのかなどと首を傾げる。
シイタケは春にたくさん出来たのを干しシイタケにしたもので、それをぬか床に入れて3日ほど経った戻しシイタケ。
そのまま食べてみると塩っぱくて食えたものではないので、それならと天ぷらにしたわけだけれど、塩っぱいのはそのままだった。
塩分補給にくちゃくちゃ噛むのは良いかなという代物になった。
ウドの花は咲いたばかりなら見た目も良くて味も良いのかも知れないけれど、摘むときから硬くて嫌な感じがあったので、最後にかき揚げ風にしたものの衣が付き過ぎて、にちゃにちゃ噛んでいると種がプチっと口の中で弾けるという不思議な天ぷらになった。
ウドの成長点部分を摘んで天ぷらにしたら、春の出始めじゃなくても美味しいと聞いていたのに、花に気をとられて失念したのが悔やまれる。
天ぷらは、やはりキスや小アジなんかの魚がないことには画竜点睛を欠くというものだ。
カボチャも収穫はしたのだけれど、追熟中なのでやらなかったというか忘れていた。
ミョウガは採り放題いくらでもあるのでたくさん揚げてしまって全体量が多くなり、晩ご飯にはバット1杯の半分しか食べられなかった。

今朝は昨夜の天ぷらを続けて食べる気にはならず、宇治からやってくる途中に買った『八村塁カップヌードル富山・氷見カレー』とコーヒーと赤紫蘇ジュース入りカスピ海ヨーグルト。
あっさりした蕎麦なんかをと思ったけれど、昨日の今日でまたこってりかと自分でツッコミたくはなるが、お湯を沸かすだけの簡便さに流れた。
本当にこってりで、八村塁を満喫した気分になる味は満足満腹感いっぱいになった。
宇治で受けてきた検診結果が、飲酒習慣もないのに尿酸値が少し高いということで、下げるのに効果があるというコーヒーをできるだけ飲むようにしている。
二重ステンレスタンブラーは冷たさが保てるビール用なのだけれど、コーヒーを入れると、なかなかぬるくならないで重宝する。
カスピ海ヨーグルトは1回に食べる分量に分けて作ることにしたら、空き瓶利用のこれがなかなかに便利だ。
紫蘇ジュースは簡単に作れるから良いが、もしかしたら意外に糖分摂りすぎになるのかも知れない。
お隣さんのこぼれ種から始まり、毎年ところどころに出る赤紫蘇のジュースを作るのに1番の手間は葉っぱをむしって洗うことで、これをちゃんとやらないと口の中でジャリっとしたりするから要注意だ。

ついでに数日前に作ったラタトゥイユの画像も載せておこう。
オリーブオイルにニンニク、それにナス、ピーマン、パプリカ、タマネギ、ズッキーニ代わりのカボチャの未熟果、そして100円ほどのトマト缶で作れる。
肉やウィンナーが入るかジャガイモやニンジンやキャベツも入るかどうかで、カレーやシチューやポトフになるわけで、あまり代わり映えがしないけれど、レパートリーは増えていると実感する今日この頃。
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霧の朝

2021年09月05日 10時30分30秒 | 日記






寝覚めの悪い、はっきりと細部まで覚えている奇妙な夢を見て、外を見たら霧の朝。
昨夜は雨がかなり降って、ポットに蒔いた苗かごを外に出しっぱなしにしてしまったのが気になっていた。
苗が出るまで新聞紙を掛けておくというのを読んで、それが結果オーライになるのかどうなのかも気になった。
そうしたら2枚目の画像の有様。
3日前に蒔いた白菜種が芽を出し始めていると気づいてはいたけれど、新聞紙が溶けながら多少は苗に役立ったのかな。
この白菜は、蒔き時期を過ぎてしまったかと思いつつ種袋の写真と『根コブ病、生理障害に強い、黄芯系』という宣伝文句に惹かれて買ったもの。
ところが85日型とも書いてあるのに、深く考えずに読み飛ばし、蒔いた直後にやってきた友人に軽くバカにされたのであった。
これは大きくなるタイプだし、11月に初雪が降ることもあるのにどうするの、でもやってみればと、鼻であしらわれた。
こりゃまた大失敗というわけで、60日型という買ってきて、昨日は朝からまたポットに苗を蒔いた。
3枚目の画像は、どなたのブログだっただろうか、人参の頭を捨てずに水につけておくと葉っぱが伸びてくるというのを読んで、真似てみた。
確かに少し伸びてきて、なんだか嬉しい。
台所の外、終日陽の当たらない隅に秋海棠がいつものように咲き始めた。
これはお隣の奥さんが羨ましがる花なのだけれど、お隣は日陰の凹んだ場所がなくて育たないようだ。
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銀河いくつも

2021年09月04日 00時22分00秒 | 


少しだけいつもの動線から外れるだけで、意外な世界が広がり、本来の目的を忘れそうになる。
中心部だけが密になっている蜘蛛の巣が同じ場所にいくつも張られていた。
一匹の仕事だろうか、それぞれ数匹の巣なのか、浮いているように見えて、銀河の模式図を思いだした。
探し物中だったので撮るにとどめたけれど、後になってどんな蜘蛛が主人なのか観察しておけばよかったのにと。
どういう意図があるのだろうと思うに、自分の姿を中心に置いて目くらましをしているのか、それとも中心を目立たせて周りの糸を見えなくして待ち構えているのか。
物をどけた拍子に1~2本の支え糸は切れてしまったけれど、もう復元されているはずで、思い出したときに暇もあれば、観察して検索すべし。
銀河蜘蛛なんて命名されていることはないだろうけれど。

『蝶瞰ニュース』
嘘つきを長年支えてきた男が、自分たちの嘘をほじくり返させないように表に立ち、頃合いを見計らってまた裏に回ることにしたようだ。コロナ対策に専念するためときた日には、皆がその偽善者ぶりにあきれ返るばかり。ひたすら作り上げてきた嘘をうやむやにして、表に立った栄光を守る所存というからくり。
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シロツメクサではなくてモモイロシロツメクサ

2021年09月03日 06時49分49秒 | 身の周りの植物


うちではシロツメクサがどこにでも蔓延っているが、ちょっと外れたところに色付きのが咲いていた。
シロツメクサの中にあったなら変異した変わりモノだと思うだろうけれど、外れた一角にあったので『ピンクのシロツメクサ』で検索した。
そうしたらシロツメクサではなくてモモイロシロツメクサという種があるようだ。
すると『ももいろクローバーZ』というコーラス・グループは、可憐なモモイロシロツメクサのようであれ、という命名なのだろう。
シロツメクサは私のミツバチが吸蜜する蜜源のひとつなので、雑草だけれど刈り払わず優遇してきた。
シロツメクサも純白ではなくて薄く赤も含んでいたりするけれどなんだか物足りないので、このモモイロシロツメクサが勢力拡大してくれたら良い。
一輪だけでも目立っていて撮ったのだが、画像を見たらしっかりアブラムシが1匹くっついているのが見てとれた。
今度見つけたらタダではおかない、ピンセットで除去すべし。
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ニホンミツバチの採蜜時期

2021年09月02日 01時05分15秒 | 養蜂




年に一回のニホンミツバチの採蜜時期がようやくやってきて、昨年来の道具を取り出した。
試行錯誤を繰り返したので、不要な道具もたくさんあり、それぞれの道具に試行の諸々が思い出される。
洗ってしまっておいても、使うとなれば再度洗い直して干さないと、カビが生えていたりする。
昨年待ち箱に入居した群は規模が小さくて、これを採蜜したら冬越しできないと思われたので放置した。
それが今年になって十分な強群になり、分蜂もした後に十分な貯蜜状態になった今が採り時。
友人に手伝ってもらって楽しくやるべしのところ、コロナ禍の今はそれもままならず、独りでそそくさとやる。
4段重ねの重箱式飼育箱の最下段まで巣が伸びているので、箱を追加するために4段を持ち上げるのは精一杯踏ん張ってやっとこさ。
上一段を切り離し、プラ衣装箱のうえに橋渡しに横向きに置いた箱にドライヤーの冷風を当てて貯蜜世話係蜂を追い出す。
これをしっかり時間をかけてやっておかないと、蜜を採る作業中に何十匹も出てきて大変なことになるのだ。
それが終わって、プラ衣装箱に逆さまに入れて持つと蜜の重みがずしりと嬉しい。
ハニカムには総て蓋がされてあり、熟成された蜜だけの貯蔵状態だと分かる。
子を育てる保育室は一つもなく、全部貯蜜室で巣虫は1匹も見当たらない。
これに気を良くして、もう一段すぐに取ったりしたら、蜂の蛹が居たり、花粉室があったりするということも経験済み。
3日かけて蓋をこそげ取り、切り分け、蜜を垂れさせて濾す作業は地道な楽しみ。
仕事を早くしようと圧縮装置を作ったり、ぐちゃぐちゃに押しつぶしてみたりしたこともあったけれど、労多くして実り少なし。
垂れ蜜だけにしておかないと蜜が濁るので、昨年からやらないことにした。
糖度は80.0で上々、時々測ってみる度に80.2とか80.1とかで、うちの店子は稼ぎが良いと気を良くするこの頃。
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牡丹蔓(ボタンヅル)

2021年09月01日 08時30分50秒 | 身の周りの植物




敷地内の草ぼうぼうであまり立ち入らない場所に、いきなり白い花が咲いた。
元の木は何だったか分からないくらいに蔓が覆いかぶさっていて、調べてみたらボタンヅル。
牡丹(ボタン)とは全く似ても似つかぬ姿なのにボタンが付くのは、葉っぱがボタン似なのであった。
牡丹の葉に似た蔓というわけで、花がボタンに似ているとしたらツルボタンになるのだなと、命名法則を納得した。
花をよく観れば可愛らしいけれど、ヤブガラシとヘクソカズラと競って植木に覆いかぶさっているのは遺憾だ。
うちの事なのに初めて見た花で知った植物をどうしたものだろう、有毒とあるけれど毒に用は無いし。
植木鉢にクレマチスのような仕立てで育てたら、見栄えの良いものになるのかも知れない。
都会の家の玄関前にさりげなく置いとくと良いのかも、毒有りと知る人ぞ知る示威をそれとなく。
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