和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

宗教的契機ともいうべき。

2012-05-06 | 短文紹介
日経の古新聞をもらってきました。
といっても、私では、そんなに見るところがなく、
ただ気になった連載がはじまっていました。
連載のはじまりは3月4日。
山折哲雄氏の「危機と日本人」という連載。
毎週日曜日。日経俳壇・歌壇のページに、
それはありました。
まだ、読んでいないのですが、
連載に花を添える画を
畠中光享氏が描いております。
鮮やかな色彩感覚。
その画をみているだけで楽しい。

さてっと、山折哲雄氏の
第一回目の最後にこうありました。

「この地震の不可解な正体をみつめているうちに私は、ああ、地震という自然災害には宗教的契機ともいうべき性格がはらまれいるのではないかと思うようになった。・・・・地震という自然災害に対処するためには防災、減災の努力に加えて、人知をこえる危機に立ちむかう覚悟のようなものがどうしても必要になってくるのではないか。防災、減災は政治、経済の側の課題であるが、覚悟はそもそも人間の領分に属する事柄なのだ。」

私には、いまだに、よくわからない連載なのですが、
画といい、この覚悟といい、
気になります。
コメント
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