和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

いつの世にも。

2022-12-02 | 前書・後書。
北康利著「本多清六 若者よ、人生に投資せよ」(実業之日本社)は
初版が2022年10月2日とあります。
検索してたら送料入れても2割引き強で買える古本があり注文。

パラリとひらいたのは『あとがき』。その最後でした。

「 読者の皆さんに本多清六の言葉を捧げて擱筆したい。

『 いつの世にも、根本的な重大問題は山積みしている。
  個人の力ではどうにもならぬ難関が立ちはだかっている。

  しかしながら、各人各個の心掛け次第で、
  それも順次に取り崩していけぬものでもない。

  ≪ 心掛ける ≫といった小さな力も、
  一人の心掛けが十人の心掛けになり、
  十人の心掛けが・・・・・

  いかにままならぬ世の中と申しても・・・
  これを少しでもままなるほうへもって
  いけぬことはあるまい。必ずもっていける。

  必ずよりよき変化は期待し得られる。
  私はさように信じてうたがわない 』(「私の生活流儀」)」


こうして、あとがきを、本多清六の言葉で終わらせておりました。
ちなみに、私は「あとがき」をひらいただけで400㌻の本文未読。

まえに、渡部昇一氏のエッセイで名前は存じておりました。
いまでは、明治神宮の森との関連で想起される方ですよね。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心をかける (kei)
2022-12-03 11:43:52
こんにちは。

「こころがける」
「心掛ける」
「一人の心掛けが十人の心掛けになり…」

なるほど!と膝をポンッ!
心をかけ合わせながら、「少しでもままなるほうへ」
世の中がそうでありたいですねえ。
返信する
ままなるほうへ。 (和田浦海岸)
2022-12-03 11:52:54
こんにちは。keiさん。
コメントありがとうございます。

『ままなるほうへ』とりあえず、
いまだ未読なので、読める方へ。

というところです。
返信する

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