ここ数年は恒例の行事のようになっている毛無山塊のジョウロウホトトギスだが、今回はいつも訪れている場所とは違う沢を訪れてみた。急峻な谷に下りるためザイルを持って行くがそもそも下り口がみつかるかどうかが問題である。毛無山の主、K田さんにある程度の下り場所は伺ってはいるが、昨年近くを訪れた際に下山しながら探したものの見つからず仕舞いである。
いつもの場所でシデシャジンを観察しながら入山する。
ツルニンジン満開(キキョウ科ツルニンジン属)
別名ジイソブ
樹林帯の中にはキッコウハグマの群落があるが、まだ蕾。
ちょっと変わったモミジハグマ? かと思ったが・・・
咲いている花がまるで違う。
フクオウソウ(キク科フクオウソウ属)
さて、降下するあたりの尾根筋まで登って来たがやはり下降点がわからず、谷を覗き込んでいると、運良く下って来た女性がK田さんの知り合いの方(おそらくうーさんとも知り合い)で、場所を教えてくれた。下り口は非常に不明瞭だが少し下には細い踏み跡のようなものが見える(ような気がする)。下りてみると確かに獣道のような踏み跡が斜面をトラバースするように谷に向かって続いている。木につかまりながら慎重に通過して谷に降り立った。
こんな道を行く。
この先を下りれば谷の沢に下り立てる。
沢に降り立つ。向こうには豪快に落ちる滝が見える。
滝に到着。この滝の壁におそらく咲いているはずだ。
沢に降り立ち、目的地の滝の下までやって来た。豪快に落ちる滝の近くは滝の落下する勢いで風が強い。岩壁をじっと見上げると・・・壁の脇の草むらの中に黄色い花が咲いている。
滝の上部の右側に黄色い花がぶら下がっているのが見える。
ズームをかけて岩壁を見ると、間違いない、スルガジョウロウホトトギスだ。
200㎜望遠レンズに交換して撮影しようとしたところ、持ってくるレンズを間違えて星空撮影用の広角ズームを持って来てしまった。止む無し、本日は70㎜が最大ズームになるので、画像をトリーミングして掲載する。
岩壁の草むらに咲いていたスルガジョウロウホトトギス
同上
反対側の岩壁にも咲いているのが見える。
これはイワギボウシの葉。この花が咲いている画像でも十分に絵になる。
対岸に渡って滝と一緒に撮れないかどうか場所を探すが、良い場所に花は咲いていない。
隣にある小滝を入れてかろうじて撮れるが、まだ蕾の花ばかりの上に距離が遠い。
岩壁に垂れ下がるジョウロウホトトギス
目線の高さに咲いている株も数株。
豪快に落ちる滝を見て下山。
おそらく支脈の沢にもこの花は咲いているのだろうが、急峻なこの山塊の谷を登るのは命がけになるだろう。鹿の食害には縁の無い場所なので、盗掘か岩盤の崩落が無ければこれからも咲いてくれる花だと思う。
いつもの場所でシデシャジンを観察しながら入山する。
ツルニンジン満開(キキョウ科ツルニンジン属)
別名ジイソブ
樹林帯の中にはキッコウハグマの群落があるが、まだ蕾。
ちょっと変わったモミジハグマ? かと思ったが・・・
咲いている花がまるで違う。
フクオウソウ(キク科フクオウソウ属)
さて、降下するあたりの尾根筋まで登って来たがやはり下降点がわからず、谷を覗き込んでいると、運良く下って来た女性がK田さんの知り合いの方(おそらくうーさんとも知り合い)で、場所を教えてくれた。下り口は非常に不明瞭だが少し下には細い踏み跡のようなものが見える(ような気がする)。下りてみると確かに獣道のような踏み跡が斜面をトラバースするように谷に向かって続いている。木につかまりながら慎重に通過して谷に降り立った。
こんな道を行く。
この先を下りれば谷の沢に下り立てる。
沢に降り立つ。向こうには豪快に落ちる滝が見える。
滝に到着。この滝の壁におそらく咲いているはずだ。
沢に降り立ち、目的地の滝の下までやって来た。豪快に落ちる滝の近くは滝の落下する勢いで風が強い。岩壁をじっと見上げると・・・壁の脇の草むらの中に黄色い花が咲いている。
滝の上部の右側に黄色い花がぶら下がっているのが見える。
ズームをかけて岩壁を見ると、間違いない、スルガジョウロウホトトギスだ。
200㎜望遠レンズに交換して撮影しようとしたところ、持ってくるレンズを間違えて星空撮影用の広角ズームを持って来てしまった。止む無し、本日は70㎜が最大ズームになるので、画像をトリーミングして掲載する。
岩壁の草むらに咲いていたスルガジョウロウホトトギス
同上
反対側の岩壁にも咲いているのが見える。
これはイワギボウシの葉。この花が咲いている画像でも十分に絵になる。
対岸に渡って滝と一緒に撮れないかどうか場所を探すが、良い場所に花は咲いていない。
隣にある小滝を入れてかろうじて撮れるが、まだ蕾の花ばかりの上に距離が遠い。
岩壁に垂れ下がるジョウロウホトトギス
目線の高さに咲いている株も数株。
豪快に落ちる滝を見て下山。
おそらく支脈の沢にもこの花は咲いているのだろうが、急峻なこの山塊の谷を登るのは命がけになるだろう。鹿の食害には縁の無い場所なので、盗掘か岩盤の崩落が無ければこれからも咲いてくれる花だと思う。