3月3日は丹沢の大山でダイヤモンド富士の撮影が出来る日である。過去に2度撮影に出かけているがいずれも天候が悪く不発に終わっている。この日は年休をとって撮影に行くつもりだったが、翌日の仕事を考えるとどうにも気がすすまなかった。しかし、スッキリと晴れた空と富士山を見て出かけることにして、11時に甲府を出発する。中央道を相模湖インターで下りて宮ヶ瀬を通ってヤビツ峠に向かい、午後2時ごろには到着出来るはずだったのだが・・・道路が崩落していて宮ヶ瀬の途中で通行止めになっていた。伊勢原か中央道で迂回することも考えたが、ダイヤまでに山頂に登るには時間的に少し厳しそうである。あきらめて撤退、道志を通って山中湖に向かい、最近情報をもらったセリバオウレンと思わしき花を見に行ってみることにした。駐車場に到着したのは3時半を過ぎていたが、日没までにはまだ時間がある。
トキワトラノオかと思ったがコバノヒノキシダのようだ。
少し色付いているオオハナワラビ
ギザギザの痛そうなアザミはヒレアザミか?
富士山と町並を見下ろす
富士山を眺めながら林の中に入ってみると、林床にひっそりとその花が咲いていた。訪問時間が遅くて森の中は暗く、風で花が揺れるので撮影には一苦労である。
お目当ての花がひっそりと咲いていた。
ちらほらと咲いている感じで数はあまり無く、生育している範囲も狭かった。
純白の花、セリバオウレンで間違い無さそうである。
セリバオウレンの花。これは雄しべばかりの雄花。
雄花
葉は2回3出複葉のようだ。
真ん中に緑色の部分があり、これは両性花のようだ。
探せば雌花もあるのだろうが、時間が遅かったのと踏み荒らすのは避けたかったので止めておく。
山梨県では櫛形山や甲斐駒ケ岳、八ケ岳、金峰山などでこの花を確認しているが、いずれの場所ももっと小型で花弁は少し薄緑色か黄色味がかっている。聞くところによると山梨県の山上に生育しているものは全てウスギオウレンになるらしい。ではセリバオウレンは無いのだろうか?と思っていたところ、花仲間がこの場所の花を見つけ出してきてくれた。純白の花でやや大型、セリバオウレンで間違い無さそうである。山梨県では見られない花だと思っていただけに出会えて嬉しかった。大山のダイヤモンド富士&キャッツアイは来年以降に持ち越しである。
トキワトラノオかと思ったがコバノヒノキシダのようだ。
少し色付いているオオハナワラビ
ギザギザの痛そうなアザミはヒレアザミか?
富士山と町並を見下ろす
富士山を眺めながら林の中に入ってみると、林床にひっそりとその花が咲いていた。訪問時間が遅くて森の中は暗く、風で花が揺れるので撮影には一苦労である。
お目当ての花がひっそりと咲いていた。
ちらほらと咲いている感じで数はあまり無く、生育している範囲も狭かった。
純白の花、セリバオウレンで間違い無さそうである。
セリバオウレンの花。これは雄しべばかりの雄花。
雄花
葉は2回3出複葉のようだ。
真ん中に緑色の部分があり、これは両性花のようだ。
探せば雌花もあるのだろうが、時間が遅かったのと踏み荒らすのは避けたかったので止めておく。
山梨県では櫛形山や甲斐駒ケ岳、八ケ岳、金峰山などでこの花を確認しているが、いずれの場所ももっと小型で花弁は少し薄緑色か黄色味がかっている。聞くところによると山梨県の山上に生育しているものは全てウスギオウレンになるらしい。ではセリバオウレンは無いのだろうか?と思っていたところ、花仲間がこの場所の花を見つけ出してきてくれた。純白の花でやや大型、セリバオウレンで間違い無さそうである。山梨県では見られない花だと思っていただけに出会えて嬉しかった。大山のダイヤモンド富士&キャッツアイは来年以降に持ち越しである。