山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

ミチノクフクジュソウの花園 令和3年3月24日

2021年03月25日 | 番外編
 韮崎市の山中にフクジュソウの咲く花園があるらしいという話を昨年の夏に聞いた。詳細な場所は分からなかったが、今回特別にその場所を知る方に案内をしていただき、訪れることが出来た。青空が広がって天候が良く、訪問時間もちょうど日当たりの良いお昼頃と好条件が揃い、満開のフクジュソウの花園を見ることが出来た。萼片の長さを見てみると花弁の半分ほどの長さで、ミチノクフクジュソウであることも確認出来た。


    驚きのフクジュソウの花園。山梨にもこんな素晴らしいフクジュソウの花園があった。


    フクジュソウの花。やや色が薄く、クリーム色に近い。


    萼片を確認する。長さは花弁の半分ほどで、色は黄緑色。これはミチノクフクジュソウである。


    驚きと感動の花園。


    少し離れた場所でも咲いていた。


    花弁の色の薄いミチノクフクジュソウが数株混じっていた。

 本日集まったメンバーは植物に詳しい方ばかりで、私は全く話に付いて行けない部分が多々あった。その中でも樹木に関しては全く分からず、コナラの葉には柄がってミズナラには柄が無いことから始まって、全く知らないことをたくさん教えていただいたが、とても覚えきれるような内容では無かった。聞きとめたことだけ、忘れないようにここに書き留めておきたいと思う。


    オオバヤシャブシの木


    垂れ下がっている大きいほうが雌花、上向きの小さいのが雄花。


    棘の生えた痛そうな木、イヌザンショウ。


    コクサギの実。中の種は熟すと弾かれて1mくらい飛び出すらしい。既に実が飛んだ後で中身は入っていなかった。


    ヤブサンザシという低木。珍しい植物らしいが、山梨県ではどうなのか不明。


    スグリ科の植物で葉は掌状に3~5裂する。


    花は雌雄異株で、おそらくこれは雄花。


    咲き始めたスミレ。ここにもアオイスミレが咲いていた。


    花弁の中の筋が鮮やか。葉は緑色だが、これはヒカゲスミレ。


    アカネスミレがだいぶ咲き出した場所があった。

 素晴らしきミチノクフクジュソウの群生に感動した1日だった。樹木のことはあまりにも知らな過ぎて、これは問題である。会話が出来るくらいのレベルまでは持って行きたいと思う。案内していただいた方々に心から感謝である。どこかで恩返しができればと思う。

コメント (2)
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