今年も南アルプスの奥深くに咲くミチノクフクジュソウの群落を見に行ってみる。林道ゲートはまだ冬期閉鎖中なので長い距離を歩かなければならない。その林道周辺にも様々な花や樹木が生育しており、写真を撮りながら存分に観察しながら歩いてみる。昨年も同じルートを歩いて樹木はだいぶ見てきたつもりだが、分からないものが多数あり同定には全く自信が無い。(間違いが多数あるのでそのつもりでご覧ください)

林道脇にリュウキンカ?いや、これは・・・

園芸種のヒメリュウキンカのほうだろう。

たぶんヤブサンザシ。山梨県では結構見かける。

ヤブサンザシの花。葉は掌状に5裂し、葉先は円みを帯びる。

コクサギの雄花

これはエドヒガンザクラだと思うが、もう終盤である。

花筒が膨れていて毛が生えている。

これは桜なのか?昨年から疑問に思っている花。

ピンク色が濃い花。

カンヒザクラかと思っていたのだが、側面から見ると花柄がほとんど無い。これは桃の花だろう。

濃い色の花もある。たぶんこれは誰かが植えた桃であろう。

花が咲いている。樹皮があまり剥げ落ちておらず、これはオオバヤシャブシではないかと思う。

雄花が手前に垂れ下がり、その先に雌花がある。

こちらも花が咲いている。幹の樹皮が著しく剥げており、これはヤシャブシではないかと思う。

雄花が垂れ下がっている。その付け根のほうに雌花が居るはずだが見当たらない。まだ早いのかも知れない。

たぶんこれはクマシデの花。

こちらはキブシであろう。

これはクロモジであろう。

葉が展開する前に花が咲くが、もう葉が出始めている。枝は通常緑色をしている。

花の感じはクロモジに似ているが分からないでいるのがこの花。

枝が緑色では無く当初はカナクギノキかと思ったが違う。葉を見ると先端部が3裂しており、これは花が終わりかけたダンコウバイではないかと思う。

この木は普通にあることが分かってきた。

つぼ型をした小さな花、ヤマコウバシ。何故か雌花しか無いらしい。

アカネスミレはたくさん咲いている。

タチツボスミレはまだ咲き始め。

驚きのゲンジスミレ。この株しか見つからなかった。

タチキランソウがちらほらと咲いていた。

圧巻のミチノクフクジュソウ群生地、やっと到着である。
樹木はまだ分からないことばかり、未だに5割程度しか分からない。北杜市のミチノクフクジュソウを見てこちらのフクジュソウも是非見てみたくなった。日差しがあまり強く無く、咲いてくれているかどうか心配だったが、圧巻の花園が広がっていた。(続く)
ここからはおまけのマニアの話。分布域から判断するとここに生育しているヤナギはコマイワヤナギだと思うのだが、シライヤナギ、チチブヤナギとの区別が全く分からない。

発見したコマイワヤナギと思わしき樹

花序が出ている。これは雌花と思われる。

葉の柄の部分の毛の生え方で分かるらしいが・・・。この葉には毛が生えていない。

ところが、もう少し根元に近い部分の葉を見ると葉柄にも葉の裏にも毛が生えている。
いったいどこを見てどうやって見分ければ良いのか?ますます分からなくなってきたヤナギの仲間である。

林道脇にリュウキンカ?いや、これは・・・

園芸種のヒメリュウキンカのほうだろう。

たぶんヤブサンザシ。山梨県では結構見かける。

ヤブサンザシの花。葉は掌状に5裂し、葉先は円みを帯びる。

コクサギの雄花

これはエドヒガンザクラだと思うが、もう終盤である。

花筒が膨れていて毛が生えている。

これは桜なのか?昨年から疑問に思っている花。

ピンク色が濃い花。

カンヒザクラかと思っていたのだが、側面から見ると花柄がほとんど無い。これは桃の花だろう。

濃い色の花もある。たぶんこれは誰かが植えた桃であろう。

花が咲いている。樹皮があまり剥げ落ちておらず、これはオオバヤシャブシではないかと思う。

雄花が手前に垂れ下がり、その先に雌花がある。

こちらも花が咲いている。幹の樹皮が著しく剥げており、これはヤシャブシではないかと思う。

雄花が垂れ下がっている。その付け根のほうに雌花が居るはずだが見当たらない。まだ早いのかも知れない。

たぶんこれはクマシデの花。

こちらはキブシであろう。

これはクロモジであろう。

葉が展開する前に花が咲くが、もう葉が出始めている。枝は通常緑色をしている。

花の感じはクロモジに似ているが分からないでいるのがこの花。

枝が緑色では無く当初はカナクギノキかと思ったが違う。葉を見ると先端部が3裂しており、これは花が終わりかけたダンコウバイではないかと思う。

この木は普通にあることが分かってきた。

つぼ型をした小さな花、ヤマコウバシ。何故か雌花しか無いらしい。

アカネスミレはたくさん咲いている。

タチツボスミレはまだ咲き始め。

驚きのゲンジスミレ。この株しか見つからなかった。

タチキランソウがちらほらと咲いていた。

圧巻のミチノクフクジュソウ群生地、やっと到着である。
樹木はまだ分からないことばかり、未だに5割程度しか分からない。北杜市のミチノクフクジュソウを見てこちらのフクジュソウも是非見てみたくなった。日差しがあまり強く無く、咲いてくれているかどうか心配だったが、圧巻の花園が広がっていた。(続く)
ここからはおまけのマニアの話。分布域から判断するとここに生育しているヤナギはコマイワヤナギだと思うのだが、シライヤナギ、チチブヤナギとの区別が全く分からない。

発見したコマイワヤナギと思わしき樹

花序が出ている。これは雌花と思われる。

葉の柄の部分の毛の生え方で分かるらしいが・・・。この葉には毛が生えていない。

ところが、もう少し根元に近い部分の葉を見ると葉柄にも葉の裏にも毛が生えている。
いったいどこを見てどうやって見分ければ良いのか?ますます分からなくなってきたヤナギの仲間である。