山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

新年のダイヤモンド富士 富士川町林道  令和6年1月1日

2024年01月05日 | ダイヤモンド富士
 大晦日の夜から富士川町林道に車で乗り付け、星を撮りながら車中泊して朝を迎えた。いよいよ日の出、新年のダイヤモンド富士の時間である。早朝6時を過ぎた頃から続々と車がやって来て林道脇には10数台の車が止まって行列になった。白山岳で割れるダイヤモンド富士を狙うのだが、良さそうな位置には木があって眺望が得られない。だいぶ左寄りのポジションとなってしまうので割れてくれるかどうか?

    日の出の時間が迫り、空が赤く染まった。

    うっすらと出た影富士。薄雲がかかっているようである。

    雪煙が結構舞っている。光芒が出るかどうか?

    太陽が出始めた。想定はしていたが、やはり白山岳の左脇から太陽が現れた。

    微妙に左に偏ったが、見事に割れてくれた白山岳ダイヤモンド富士

    こちらは普通に撮影したダイヤモンド富士

 車中泊して待った甲斐があって、新年から綺麗なダイヤモンド富士を拝むことが出来て白山岳で割れるダイヤモンド富士の撮影にも成功した。今年は良いことがありそうな気がする。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

星の輝く年越し 富士川町林道  令和5年12月31日ー令和6年1月1日

2024年01月05日 | 甲斐百山
 元旦の朝は天気が良さそうで、初日の出が拝めそうである。激混みの高下や竜ヶ岳は行く元気が無く、撮り慣れている富士川町林道で初日の出のダイヤモンド富士でも拝もうかと思う。しかし問題があって、私の住む積翠寺からだと初詣の交通規制があって武田神社界隈の道路は大晦日の夜9時から道路が通行止めになる箇所があり、通り抜けるのに一苦労となる。朝のダイヤを見ようとしてもそう簡単には武田神社を抜けられないのである。そこで、交通規制の始まる前に出発して林道脇で車中泊することにした。昼間は雲が多くて富士山はいまひとつ見えていなかったが、天気予報では夕方から晴れてくるはずである。夜9時ごろに富士川町林道に到着すると、先客は誰も居らず写真撮影にいちばん良い場所の脇に車を止められた。空にはオリオン座と冬の大三角形が輝き、雲が巻いているが富士山も見えてきている。さっそくカメラを出してインターバル撮影する。

    山頂部に少し雲を纏っているがスッキリした富士山が姿を現していた。空にはオリオン座と冬の大三角形が輝く。

    少し雲が増えてきた。カメラをセットしてインターバル撮影したまま、車の中で寝るが・・・

    どんどん雲が増えて星も富士山も隠れてしまっていた。

 深夜12時半、私の車の前にもう1台車がやって来て目が覚めた。フロントガラスを見ると水滴が付いていた。外に出てみると小雨が降っている。カメラを一旦撤収してまた寝る。目覚まし時計を3時20分にかけたが、アラームが鳴る前の3時に目が覚めた。3時半ごろに富士山の裾野から金星が昇って来るはずである。雨は上がっていて富士山が見え、星も輝いている。今度はカメラ2台をセットしてインターバル撮影する。

    未明3時ごろの富士山。半月くらいの月が照らしていて空が明るく見える。もうすぐ金星が昇って来るはずである。

    雲を抜けて金星が姿を現した。


    もう1台のカメラはもう少し広角でセットする。

    富士山を越えて昇って行く金星

    富士山を越えて昇る金星  インターバル撮影した380枚を比較明合成。

 久しぶり、かつ車を変えてから初めての車中泊であるが、それなりに眠れたと思う。3時間ずつ、計6時間近く寝たのではないだろうか。しかし、たぶんダイヤの撮影を終えて朝ご飯を食べた頃には睡魔が襲ってくるのであろう。

    空が明るんで金星以外の星は輝きが消えた。

 さて、これからが本番のダイヤモンド富士である。レンズや装備をダイヤモンド富士撮影仕様に変えてその時を待つ。狙うのは白山岳から昇るダイヤモンド富士である。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする