前日も甘利山に行こうとして甘利山線の登り道を愛車で走っていると、またしてもオーバーヒートランプが点灯してしまった。すぐに道路脇のスペースに車を止めて、ボンネットを開けてみると冷却水が沸騰してあふれ出している。先日もオーバーヒートしたばかりで、どうやら単純に冷却水の不足では無いようである。かかりつけの車屋さんに電話して翌日点検と修理をお願いする。本日は代車を借りての訪問である。
甘利山と大笹池は6月に訪問した際にテバコワラビと思わしきシダを発見した。まだソーラスが付着しておらず確信が持てなかったのだが、時期的にそろそろ付いている頃ではないかと思う。お昼近くの遅めのスタートとなったが、さほど距離は無いのでゆっくり歩いても十分に日没には間に合うはずである。
ゴマナが満開。
甘利山山頂付近のレンゲツツジが少し紅葉している。
雲の上に頭を出す富士山
トリカブトが咲いている。
花柄を見てみると屈毛が生えている。南アルプスなのでこれはキタザワブシになるのであろうか?
別の場所のトリカブト。葉はほぼ3全裂している。
花茎を見るとこれは直毛(腺毛)が生えている。直毛のトリカブト属は少なく、これはホソバトリカブトになるのか??
花の上部が前向きに倒れ気味になるこの形はヤマトリカブトのようである。トリカブトの仲間は難し過ぎる。
大笹池に到着。ここで昼食をとって休憩。神秘的な池だが、目ぼしい水生植物は見当たらない。
大笹池からは別ルートを歩いて周回して甘利山に戻った。山頂付近の草地、特に保護柵の中はヤマハハコやノコンギク、マツムシソウなど様々な秋の花が生育しているのだが、残念ながら柵のネットに遮られて写真撮影はままならず、せっかく保護柵設置して植生が戻ってきたのに見られないのはもったいない気がする。
オヤマリンドウ。夕方近くなり花は閉じてしまっている。
ヤマラッキョウ。後ろは千頭星山。
秋の草地を代表するアザミ、ノハラアザミ。
総苞片は粘らない。
甘利山道路脇で良く見かけるアザミ。
トネアザミと思われる。
こんな黄色い花も数本見かけた。
ヤナギタンポポだろう。
さて、これが問題のテバコワラビと思わしきシダである。
葉質は柔らかい。この倍くらいの大きさにはなるはずであるが、小さな個体しか見つからず。
どれを見ても裏側にソーラスが付いているものは見当たらなかった。
裂片の形はテバコワラビに良く似ている。
根元の鱗片はわずかに付着するのみで、これもテバコワラビに似ている。
おそらくはテバコワラビと思うのだが、球形のソーラスが付着しているのを確認しないとどうにも確信は持てない。テバコワラビは山梨県で確認されているのはほんの数ヶ所で、鹿の食害や笹に飲まれて絶滅に近い状態になってしまっている貴重なシダである。来年また見に来てみたいと思う。
甘利山と大笹池は6月に訪問した際にテバコワラビと思わしきシダを発見した。まだソーラスが付着しておらず確信が持てなかったのだが、時期的にそろそろ付いている頃ではないかと思う。お昼近くの遅めのスタートとなったが、さほど距離は無いのでゆっくり歩いても十分に日没には間に合うはずである。
ゴマナが満開。
甘利山山頂付近のレンゲツツジが少し紅葉している。
雲の上に頭を出す富士山
トリカブトが咲いている。
花柄を見てみると屈毛が生えている。南アルプスなのでこれはキタザワブシになるのであろうか?
別の場所のトリカブト。葉はほぼ3全裂している。
花茎を見るとこれは直毛(腺毛)が生えている。直毛のトリカブト属は少なく、これはホソバトリカブトになるのか??
花の上部が前向きに倒れ気味になるこの形はヤマトリカブトのようである。トリカブトの仲間は難し過ぎる。
大笹池に到着。ここで昼食をとって休憩。神秘的な池だが、目ぼしい水生植物は見当たらない。
大笹池からは別ルートを歩いて周回して甘利山に戻った。山頂付近の草地、特に保護柵の中はヤマハハコやノコンギク、マツムシソウなど様々な秋の花が生育しているのだが、残念ながら柵のネットに遮られて写真撮影はままならず、せっかく保護柵設置して植生が戻ってきたのに見られないのはもったいない気がする。
オヤマリンドウ。夕方近くなり花は閉じてしまっている。
ヤマラッキョウ。後ろは千頭星山。
秋の草地を代表するアザミ、ノハラアザミ。
総苞片は粘らない。
甘利山道路脇で良く見かけるアザミ。
トネアザミと思われる。
こんな黄色い花も数本見かけた。
ヤナギタンポポだろう。
さて、これが問題のテバコワラビと思わしきシダである。
葉質は柔らかい。この倍くらいの大きさにはなるはずであるが、小さな個体しか見つからず。
どれを見ても裏側にソーラスが付いているものは見当たらなかった。
裂片の形はテバコワラビに良く似ている。
根元の鱗片はわずかに付着するのみで、これもテバコワラビに似ている。
おそらくはテバコワラビと思うのだが、球形のソーラスが付着しているのを確認しないとどうにも確信は持てない。テバコワラビは山梨県で確認されているのはほんの数ヶ所で、鹿の食害や笹に飲まれて絶滅に近い状態になってしまっている貴重なシダである。来年また見に来てみたいと思う。
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