水田や泥湿地に生育する1 年草である。葉は水中にあり、葉の間から花茎を伸ばし、水面に径 2 ~ 3㎝の白色から淡紅紫色を帯びた3枚の花弁をもった花を開花する。花は一日花で、雄しべが 3 ~ 6 個、花柱が6 個あるが、いずれも黄色である。葉は、幼葉は線形だが成葉は葉柄が長く、卵状広楕円形、長さは10~30センチになり、縁は波状に縮れる。山梨県では水田や沼地の減少、除草剤の使用によって分布域、個体数とも減少傾向にある。
2018年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
水田に咲いたミズオオバコ 2022年8月 身延町で撮影
沈水葉とミズオオバコの花
花は淡紅紫色を帯びることが多い。
ミズオオバコの沈水葉。薄くて柔らかく傷み易い。形は陸上のオオバコの葉に良く似ている。
沈水葉と結実した細長い種
稲刈り前の水が抜かれた場所に露出したミズオオバコ。 2022年9月 身延町で撮影。
同上
➡山梨県の絶滅危惧の水生植物一覧
⇒山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
2018年山梨県カテゴリー: 絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2005年山梨県カテゴリー:絶滅危惧ⅠB 類(EN) 2017年環境省カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
水田に咲いたミズオオバコ 2022年8月 身延町で撮影
沈水葉とミズオオバコの花
花は淡紅紫色を帯びることが多い。
ミズオオバコの沈水葉。薄くて柔らかく傷み易い。形は陸上のオオバコの葉に良く似ている。
沈水葉と結実した細長い種
稲刈り前の水が抜かれた場所に露出したミズオオバコ。 2022年9月 身延町で撮影。
同上
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⇒山梨県2018年版レッドリストの植物
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