9月22日(3日目) 天候曇り
寝付きの悪い私もさすがに昨日は歩き疲れと前日の寝不足で、夜8時半にシュラフに潜り込むや否や眠りについてしまい、ふと目が覚めたのは未明2時過ぎ。テントの換気孔から空を見上げると、曇り空らしく星は全く見えない。オリオン座が昇ってきている時間なのだが、星の撮影は無理なのでもう一寝入りして3時半に起床した。テント撤収、まだ暗い未明4時に同行の2人より先に甲斐駒ケ岳山頂目指して出発だ。
夜明け前の鋸岳 左下に小池さんたちの緑色のテントが見える.
コースタイムでは山頂まで1時間半の行程なので、うまくすれば山頂で日の出が迎えられるかもしれない・・・という期待もあったのだが、真っ暗な道、かつ遅い足、しかも途中で三脚を出して撮影・・・などとやっていると、山頂の尾根にたどり着く前に夜が明け始め、真赤な朝焼けが始まる。歩くのを止めて刻一刻変わってゆく朝焼けの空を眺める。曇り空だが、朝の一時だけ青空が見えた。
秋の朝焼け空
秋の雲流れる朝
見上げる稜線の上に大きな岩が見える。果たしてあそこまで登るのだろうか?道はトラバースしているように見えたので巻くのかと思いきや、長い鎖場が出現、しかも垂直近い急傾斜だ。真っ暗な中をこの鎖場通過は難しかったかもしれない。夜が明けてからで正解だった。稜線の上にたどり着くと、ウラシマツツジが真赤に紅葉して見頃を迎えていた。あちらこちらに三脚を立てて写真を撮っていると、後ろで呼び声が聞こえた。朝7時、小池さんと深沢さんがひとつ向うの小ピークにもう追いついてきた。7時45分、甲斐駒ケ岳山頂に到着、10分ほどして2人が山頂に到着した。小池さんはだいぶお疲れのようだったが、深沢さんは何事も無かったかのように元気だ。ガスで景色が見えなくなることもあるのだが、霞の彼方に鳳凰山の上に立つ秀麗な富士山が見えていた。朝はきっと赤い富士山が見えていたのだろう。ちょっと残念だ。
鎖場と大岩.暗いうちに登らなくて良かった.
ウラシマツツジの紅葉と甲斐駒ケ岳
朝の鋸岳
朝の仙丈ヶ岳
北岳(左)と仙丈ヶ岳(右)
あとは黒戸尾根を下って竹宇駒ケ岳神社まで下るだけだ。私は写真を撮りながら、足の様子を見ながらゆっくり下りることを告げ、2人には先に行ってもらう。9合目の下、鉄剣の立つ岩峰の上から見る風景はこのルートで私がお気に入りの風景だ。いつかここで甲府盆地の夜景を入れて夜明けの風景を撮りたいと思っているのだが、なかなか実現しないでいる。鳳凰山、富士山、鉄剣の岩峰が写しこめるこの画角は、多くの名作を輩出している甲斐駒ケ岳山頂の風景と並んで、秀逸な作品が撮影できる場所だと思っている。
甲斐駒ケ岳山頂
ガス流れる向うに鳳凰山と富士山が見える.
鳳凰山と富士山 甲斐駒ケ岳山頂から.
鉄剣立つ岩峰と鳳凰山,富士山
倒壊している8合目石鳥居
11時、7合目の小屋でラーメンを作って昼食をとり、テクテクとスローペースで黒戸尾根を下る。マツタケはないかとキョロキョロしながら歩いたが、素人の私に見つけられるようなものではないようだ。下部の横手分岐から竹宇駒ケ岳神社までの下りは足の疲れがピークに達し、とてつもなく長く感じた。午後4時半、無事に駐車場に到着した。先行した2人は午後2時15分に駐車場到着したらしい。さすがに速い。
寝付きの悪い私もさすがに昨日は歩き疲れと前日の寝不足で、夜8時半にシュラフに潜り込むや否や眠りについてしまい、ふと目が覚めたのは未明2時過ぎ。テントの換気孔から空を見上げると、曇り空らしく星は全く見えない。オリオン座が昇ってきている時間なのだが、星の撮影は無理なのでもう一寝入りして3時半に起床した。テント撤収、まだ暗い未明4時に同行の2人より先に甲斐駒ケ岳山頂目指して出発だ。
夜明け前の鋸岳 左下に小池さんたちの緑色のテントが見える.
コースタイムでは山頂まで1時間半の行程なので、うまくすれば山頂で日の出が迎えられるかもしれない・・・という期待もあったのだが、真っ暗な道、かつ遅い足、しかも途中で三脚を出して撮影・・・などとやっていると、山頂の尾根にたどり着く前に夜が明け始め、真赤な朝焼けが始まる。歩くのを止めて刻一刻変わってゆく朝焼けの空を眺める。曇り空だが、朝の一時だけ青空が見えた。
秋の朝焼け空
秋の雲流れる朝
見上げる稜線の上に大きな岩が見える。果たしてあそこまで登るのだろうか?道はトラバースしているように見えたので巻くのかと思いきや、長い鎖場が出現、しかも垂直近い急傾斜だ。真っ暗な中をこの鎖場通過は難しかったかもしれない。夜が明けてからで正解だった。稜線の上にたどり着くと、ウラシマツツジが真赤に紅葉して見頃を迎えていた。あちらこちらに三脚を立てて写真を撮っていると、後ろで呼び声が聞こえた。朝7時、小池さんと深沢さんがひとつ向うの小ピークにもう追いついてきた。7時45分、甲斐駒ケ岳山頂に到着、10分ほどして2人が山頂に到着した。小池さんはだいぶお疲れのようだったが、深沢さんは何事も無かったかのように元気だ。ガスで景色が見えなくなることもあるのだが、霞の彼方に鳳凰山の上に立つ秀麗な富士山が見えていた。朝はきっと赤い富士山が見えていたのだろう。ちょっと残念だ。
鎖場と大岩.暗いうちに登らなくて良かった.
ウラシマツツジの紅葉と甲斐駒ケ岳
朝の鋸岳
朝の仙丈ヶ岳
北岳(左)と仙丈ヶ岳(右)
あとは黒戸尾根を下って竹宇駒ケ岳神社まで下るだけだ。私は写真を撮りながら、足の様子を見ながらゆっくり下りることを告げ、2人には先に行ってもらう。9合目の下、鉄剣の立つ岩峰の上から見る風景はこのルートで私がお気に入りの風景だ。いつかここで甲府盆地の夜景を入れて夜明けの風景を撮りたいと思っているのだが、なかなか実現しないでいる。鳳凰山、富士山、鉄剣の岩峰が写しこめるこの画角は、多くの名作を輩出している甲斐駒ケ岳山頂の風景と並んで、秀逸な作品が撮影できる場所だと思っている。
甲斐駒ケ岳山頂
ガス流れる向うに鳳凰山と富士山が見える.
鳳凰山と富士山 甲斐駒ケ岳山頂から.
鉄剣立つ岩峰と鳳凰山,富士山
倒壊している8合目石鳥居
11時、7合目の小屋でラーメンを作って昼食をとり、テクテクとスローペースで黒戸尾根を下る。マツタケはないかとキョロキョロしながら歩いたが、素人の私に見つけられるようなものではないようだ。下部の横手分岐から竹宇駒ケ岳神社までの下りは足の疲れがピークに達し、とてつもなく長く感じた。午後4時半、無事に駐車場に到着した。先行した2人は午後2時15分に駐車場到着したらしい。さすがに速い。
星空とか天気のいい日の山は素敵ですね
来月辺り大山行ってみたいと思ってます(*≧m≦*)