湿原や湖の湖畔など水辺を好んで生育する多年草である。枝を伸ばし、高さ50〜150cmになり、4稜か6稜ある。穂状花序は頂生し、紅紫色の鮮やかな花を多数つける。花弁は6弁、雄しべは12本あり、交互に長短がある。葉は柄がなく、対生するか3個輪生し、長披針形〜広披針形、先はふつう鋭形、葉の基部は円形から浅い心形となって半ば茎を抱く。ミソハギ(L. anceps)に類似するが、エゾミソハギは茎全体に乳頭状突起を通常密生させることと、葉の基部が円形から浅い心形となって半ば茎を抱くところが異なる。花期は 7 ~ 9 月。山梨県では東部富士五湖方面に生育している。
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) .2017年環境省カテゴリー:なし
エゾミソハギ 令和3年8月 山中湖で撮影
鮮やかな紅紫色の花を多数付ける。
この場所の個体はあまり毛深く無い。
葉の基部が浅い心形で少し茎を抱いている。
⇒その他の山梨県の絶滅危惧の植物
➡山梨県の絶滅危惧の植物 ~科別分類~
2018年山梨県カテゴリー:絶滅危惧Ⅱ類(VU) .2017年環境省カテゴリー:なし
エゾミソハギ 令和3年8月 山中湖で撮影
鮮やかな紅紫色の花を多数付ける。
この場所の個体はあまり毛深く無い。
葉の基部が浅い心形で少し茎を抱いている。
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