ムラサキモメンヅルなる花がそろそろ咲いている頃だと思う。富士山に行けばさほど難無く見られるであろうと思い、富士吉田に出張のあった午後からシャトルバスに乗って御庭バス停で下車し、周辺を散策してみた。天候が不安定で、バスから降りると目線から少し高い位置でゴロゴロと雷が鳴っている。あまり時間はとれなそうである。
ここから入って、まずは御庭に行ってみる。
涼しげな樹林の中の石畳を進む。結構暑い。
ミヤマフタバランが満開になっていた。
結構たくさん生育している。
ヒメミヤマウズラはまだ蕾
イタドリがたくさん生えている。
赤い花はメイゲツソウという別名が付いている。
御庭から見上げる富士山。こんな砂礫のところに生えていると思うのだが・・・。
咲き残りのハクサンシャクナゲ
花弁にピンク色の筋が入っている。
御庭の休憩東屋
こんもりした砂礫の上に登ってみるがムラサキモメンヅルは見当たらない。
少し下りたところの砂礫地を探してみるがやはり見当たらず。
方向を変えて奥庭に行ってみる。
こちらの林の中にはコバノイチヤクソウが咲いていた。
結構たくさんあるコバノイチヤクソウ
奥庭展望台。真っ黒な雲が迫ってきて、雷鳴も近付いて来た。
もう少し探索してみたかったのだが雷鳴が近付いて来るとともに雨が降り出した。もはや探索は無理そうなので御庭バス停に戻る。バス停に着くと同時に雨脚が強くなり、その数分後には土砂降りの雨となった。4時半に5合目出発のバスがあったのでそれに乗って本日は撤退である。バスは激混みだった。
残念ながら目的のムラサキモメンヅルには出会えなかった。このあたりにきっとあるはずだが、御中道をもう少し先のほうまで行ったほうが見つけ易いかも知れない。今年のうちに見ておきたい花のひとつがこのムラサキモメンヅルである。
私も去年同じコースを歩きましたが、整備された道から外れて観察しなかったせいか、見かけませんでした。
(奥庭→御庭→中道→六合目経由で吉田口を馬返しまで下りました)
探しているのは山梨県側に生育しているものです。富士吉田口も5合から6合目あたり、あるいは下山道周辺を探せばあると思いますが、人の多いところにわざわざ探しに行く気にはなれないですね。今回は雨に邪魔されましたがたぶんそんなに難無く見つかると思ってます。
いつも拝見させていただいております。
富士宮口五号目や宝永山荘方面に沢山咲いてましたよ。