昨年の夏に偶然出会ったヒオウギであるが、発見した時には既に終盤だった。そろそろ見ごろを迎えている頃ではないかと思い、午後から訪問してみる。
フシグロセンノウが咲いていた。
ヌリワラビはあまり増えて来る様子が無い。
石灰岩地の岩壁にはトダイハハコが咲いている。
全体的に毛が多くて白っぽく、花は小さくて華奢である。
このシダも生育している。
イチョウシダ。この時期のイチョウシダは青々としていて新鮮である。
メハジキはまだ咲き始めたばかりである。
お目当てのヒオウギが咲いている。葉が扇形に広がることからこの名があるらしい。
ヒオウギの花。オレンジ色が鮮やかで美しい。花が終えるとくるりと巻く。
別株。ここには3株まとまって生育しているようである。
ちょうど見ごろを迎えていたヒオウギの花
近くの河川敷を散策してみる。
カワラヨモギが結構生えている。周辺を探してみるが寄生植物は生育していないようである。
見たことが無い花。これは園芸種か?
ホタルイだと思っていたのだが茎が三角形をしている。
おそらくサンカクイではないかと思うが、小型のカンガレイかも知れない。
もう1種類生えていた。
こちらは茎が円く、ホタルイではないかと思う。
マスクサに良く似たスゲであるが・・・
マスクサに比べて果胞が細い。これはヤブスゲであろう。
昨年はたくさん生えていたヒナノキンチャクだが、多くは流されてしまったようである。
増水しても流されにくい草むらの中にひっそりと咲き残っていた。
ちょうど見ごろを迎えたヒオウギに出会うことが出来た。個体数は少なく、5~6株といったところだろう。
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