日の出の時に立ち昇ったサンピラーを堪能した後に朝5時に朝食となる。急いで荷物をザックに詰め込み、5時半に北岳山頂を目指して出発である。先週の鳳凰山の際は2日目に筋肉痛で悩まされたが今回はさらにゆっくりと歩いたこともあって全く痛みは無い。夜もぐっすりと寝ることが出来て体調は良好である。山頂を越えて北岳山荘まで行き、折り返してトラバース道、八本歯のコルを経て左又雪渓を下山する予定である。キタダケソウは既に2週間前に満開を迎えていると聞いており、少し時期が遅いかも知れないがまだ十分に見られるはずである。
青空が広がった朝。台風が接近してきているはずだが風もあまり強く無い。
見下ろす北岳肩の小屋と仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳
レンゲイワヤナギの群生。といっても低木で根元に木の枝があるはずで、さほど株数が多いわけでは無い。
レンゲイワヤナギの花
ハクサンイチゲ
クモマナズナ
岩の間に生えたアオチャセンシダ。常緑のシダだが越冬したばかりの茶色い葉が多い。
山頂手前から見る間ノ岳の稜線
北岳山頂から見る北岳南峰と仙丈ケ岳
植物を観察しながら1時間半かけて山頂に到着した。ナヨシダやトガクシデンダはまだ小さくて同定が出来なかったが、珍しいシダや花に出会うことが出来た。休憩した後に北岳山荘に向かって下りる。
7時を過ぎた頃には雲が湧き上って来た。
キタダケそうも混じっているがこの場所はハクサンイチゲが多い。
咲き始めのチョウノスケソウ
ミドリハクサンイチゲ
クモマナズナ。この後に見る似たようなアブラナ科の植物に悩まされることになる。
チシマアマナと仙丈ケ岳
シロウマオウギ
萼に黒い毛が生える。
ヒメカンスゲに似ているが雌小穂の鱗片が濃い茶色。たぶん別物であろうが不明。
葉がハリスゲのように細い。おそらくヒゲハリスゲと思われるが、果期に実を見てみないと確定できない。
北岳山荘手前から振り返って見る北岳。格好良い。
北岳山荘では今期から自然保護グループのメンバーのひとりが小屋番をやっており、挨拶していろいろと情報交換をしながら休憩させていただいた。気を遣わずに泊まれるようになったのは良いが、南アルプスの山小屋予約システムを使って宿泊予約をしなければならず、ネット予約が苦手な私にとってはなかなか予約が取りずらいのが難点である。折り返してトラバース道を通り八本歯のコルに向かう。(2日目後編に続く)
青空が広がった朝。台風が接近してきているはずだが風もあまり強く無い。
見下ろす北岳肩の小屋と仙丈ケ岳・甲斐駒ケ岳
レンゲイワヤナギの群生。といっても低木で根元に木の枝があるはずで、さほど株数が多いわけでは無い。
レンゲイワヤナギの花
ハクサンイチゲ
クモマナズナ
岩の間に生えたアオチャセンシダ。常緑のシダだが越冬したばかりの茶色い葉が多い。
山頂手前から見る間ノ岳の稜線
北岳山頂から見る北岳南峰と仙丈ケ岳
植物を観察しながら1時間半かけて山頂に到着した。ナヨシダやトガクシデンダはまだ小さくて同定が出来なかったが、珍しいシダや花に出会うことが出来た。休憩した後に北岳山荘に向かって下りる。
7時を過ぎた頃には雲が湧き上って来た。
キタダケそうも混じっているがこの場所はハクサンイチゲが多い。
咲き始めのチョウノスケソウ
ミドリハクサンイチゲ
クモマナズナ。この後に見る似たようなアブラナ科の植物に悩まされることになる。
チシマアマナと仙丈ケ岳
シロウマオウギ
萼に黒い毛が生える。
ヒメカンスゲに似ているが雌小穂の鱗片が濃い茶色。たぶん別物であろうが不明。
葉がハリスゲのように細い。おそらくヒゲハリスゲと思われるが、果期に実を見てみないと確定できない。
北岳山荘手前から振り返って見る北岳。格好良い。
北岳山荘では今期から自然保護グループのメンバーのひとりが小屋番をやっており、挨拶していろいろと情報交換をしながら休憩させていただいた。気を遣わずに泊まれるようになったのは良いが、南アルプスの山小屋予約システムを使って宿泊予約をしなければならず、ネット予約が苦手な私にとってはなかなか予約が取りずらいのが難点である。折り返してトラバース道を通り八本歯のコルに向かう。(2日目後編に続く)