後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

一匹のペットを買ったらすぐに3匹になってしまった!

2010年01月06日 | うんちく・小ネタ

近くに男の子3人の孫が住んでいます。その年少の一人が昨年7月に皆の反対を押し切ってモルモットを一匹ペット屋さんから買ってきました。ペットが死んだ時の悲しみを思い、反対したのです。

ところが飼いだして間もなくモルモットが急に太りだし不思議に思っていました。そしてある日、2匹の子供を産んでしまったのです。あわてました。すぐに飼い籠をもう一つ購入し、雌の母親と娘を一つの籠に入れ、息子は別の籠にいれ毎日餌をやって孫達が大切に育てています。

モルモットは鼠の仲間で、知能程度もしれたものと、私は相手にしていませんでした。ところが毎日餌や水をやっている孫には大変なついていて、彼が傍に近づくとキューキューと鳴いて甘えます。部屋の中では彼の言うことをよく聞いて、散歩までします。たまに触る私へは警戒した鳴き声をたてます。ブログへよくペットの写真を出す人々が居ますが、そのお気持がよく分かりました。そこで自分も3匹のペットの写真を掲載致します。犬ほど飼育が大変ではありませんが、なつくモルモットも可愛いものです。

一番上の写真の左が母親で右が娘です。その下の写真が息子です。

006 001 009 011_2


貴方は日本原産の花と欧米産のとどちらがお好きですか?

2010年01月06日 | うんちく・小ネタ

日本原産の花と欧米の花とどちらが?と問われれば、「私は両方が好きです。それぞれの美しさがあって楽しいですね」と答えます。

しかし和風の花々は昔の日本人も大切に眺め、楽しんだと想像出来ます。すると何か昔の人々の魂がこ籠っているようで深い感概を覚えます。以前にも埼玉県の田島ケ原にある日本サクラソウの自生地を訪ねて行って、その可憐な花が一面に咲いている湿地帯の風景を楽しみました。そこは江戸から日帰り出来る距離です。江戸の人々が弁当持参で見にきたサクラソウの名所でした。江戸から遊びに来た男女の面影を想像しながらサクラソウを楽しんで来たことが忘れられません。

先日、伊豆半島の爪木崎で野水仙の群生地を見ました。日本の原生種に近い水仙です。園芸種のように派手な美しさはありません。この爪木崎は1856年8月からハリスがアメリカ領事館にした下田の玉泉寺に近いに所です。ハリスはその玉泉寺に2年10ケ月滞在しています。他に楽しみも無い下田の役人はハリスや領事館のアメリカ人を連れて水仙見物を楽しんだに違いありません。

そんなことを考えていたら、清瀬市の金山緑地公園にある日本原産種に近い水仙の群落を思い出しました。ある会社の社長さんのご寄付で群生していると書いてあります。なかなか入手しにくい原産種に近い水仙を植えた社長さんの奥ゆかしいお気持ちを嬉しく思います。下に、まず爪木崎の水仙の写真を1枚示します。その下の3枚は清瀬市の金山緑地公園の今年の水仙の花々の様子です。お楽しみ頂ければ嬉しくおもいます。

180 003 013 011


精神の老化防止の為の5つの方法(1)どんな問題でも国際的な観点で見る

2010年01月06日 | うんちく・小ネタ

高齢者になると体が衰えます。自然の原理です。肉体はドンドン老化しますが、精神を若々しく保つことは簡単です。心の持ち方一つで変わります。それでは、どのような気持で生活すれば若さを保てるのでしょうか?その具体的な方法を5つ書いて見たいと思います。私自身が実践している方法です。

今日はその第一回として、「何でも国際的な観点から眺める」という方法を説明します。何事も外国から眺めることを想像して考えると老化防止になるという話です。老人になると次第に全てが面倒臭くなって身の周りの事にしか関心が無くなります。これが危険信号なのです。なお老人ボケは危険信号ではないのです。

一つの具体的な例として下の写真をご覧下さい。この写真を見てどのように考えるか?その態度によって精神の若さが保てるのです。老化防止になるのです。

Dscn3387

横浜に展示してある帆船日本丸ですね。ああ、美しいですね。と、言ってお終いにすれば老化現象の始まりになります。「この帆船はスペイン製かな?それともイギリス製かな?」という疑問を持つことが「外国からの観点で見る」ことになります。ここで非常に重要なことは「想像力」です。想像力の欠如が精神の老化の第一歩なのです。想像力も良いし、空想力でも良いのです。それを見るもの全てにぶつけるのです。その上で入場料を払って帆船の中に入り見学します。パンフレットには80年ほど前に神戸の川崎造船所で建造したと書いてあります。ところが船内の鋼鉄製の梁にはイギリスのラメージ&ファーガソン社の名前が刻印されています。帆船の向かいにある船の博物館へ行き、この会社のことを聞きます。奥の方から元船長だった老人が出てきてニコニコしながら、「よく気がつきましたね。あの船はイギリスで設計し、材料も全てイギリスから運んで神戸で組み上げたものです。イギリス製の船です」と説明してくれます。それ以来、私は深く考え続けています。何故、日本人はウソをつくのだろうか?

設計した会社が製造したことになるのか?単に組み上げた会社が製造したことになるのか?そこには英国と日本の固有文化の差が原因になっていることに最近気が付きました。そうです、先方は設計の重要性を信じている文化です。日本では建造する技術を重要視する文化なのです。別に日本人がウソをつこうとした訳ではないのです。

これで気が晴れました。気持ちが新鮮に生き返ったような気分です。いかがでしょうか?皆様の気持ちが若返ったような気分になりませんでしょうか?

これから精神の老化を防ぐ方法をもう少し書いて行く予定です。

今日は皆様の精神がいつまでも若々しいようにと心からお祈りいたします。

藤山杜人