車を運転し始めたのが1960年。アメリカで中古のダッジ・コルネットという大型車を手にいれてから50年です。お恥ずかしく人には言えませんでしたが、私は車のドライブが趣味です。まったく単純な趣味です。暇さえあれば数十キロの道程をゆっくり運転して楽しんでいます。何の目的も無く走り回ります。しかし行き先は大体3種類位に分類しています。広大な武蔵野の田園をひたすら走る。大垂峠、高尾山、奥多摩、秩父などの山地のカーブ道を走る。首都高速を通って日本橋や新宿へ遊びに行く。道筋は並木が美しいところや山並みの遠景が楽しめるルートを選びます。
今日は畑の広がる武蔵野と雑木林の風景を楽しむために清瀬から埼玉県に入り、三芳町を通って川越まで行ってきました。ケヤキの大木の多い三芳町は江戸時代の初期に新田開発で出来た村でした。江戸幕府から派遣された川越城主の柳澤氏が指揮して武蔵野の雑木林を切り払い、開墾して農地にしたところです。町の一角に江戸時代中期の農家が保存、公開してあります。写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。