後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

バンコックから消息を絶った ひかるのさんから9日ぶりに連絡がありました

2010年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

胸水からガン細胞が検出された ひかるのさんが気息えんえんでバンコックから飛行機に乗ってから9日目。ついに連絡がありました。入院していたそうです。抗癌剤の投与を始めるようです。まずはホットしました。以下は彼とのやりとりです。http://asiancloth.blog69.fc2.com/ をご覧下さい。

コメントとして、
ひかるのさんへ藤山から、

無事、成田へ着いたことと思います。
病院で治療中で、ブログを書けないのかと思いますが、必ず快方に向かうものと信じています。
無理せずゆったりしたお気持で治療を受けるようにとお祈りしています。
藤山杜人
2010-01-14 木 16:48:22 | URL | 藤山杜人 [編集]
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Re: タイトルなし。ひかるのさんから藤山へ、
藤山様

日本に到着して 10日あまり 入院生活のペースにも慣れ、
インターネットもつなぐことが出来るようになりました。

来週から 抗がん剤の投与が始まります。
どうも厄介な種類の癌のようです。

いろいろ ご心配頂き、ありがとうございました。

                 ひかるの
2010-01-23 土 19:57:09 | URL | ひかるの
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小生の感慨です。バンコックに残ったひかるのさんの28歳の独身のタイ人の息子の運命はどうなるのでしょうか?
日本人である ひかるのさんが日本の先端医療の恩恵を少しでも受けることが出来た事を大変嬉しく思います。
早く快方に向かい、またバンコックへ行き、息子さんと再会出来ることを祈っています。
ひかるのさんとは、彼が神田、小川町で開催した「アジアの手織り布の展示会」で3回お会いした方です。ご病気の全快を御祈りしています。
彼のブログは多くの方々がご覧になっていました。心配していた方も多いと思い。ここにご連絡申し上げます。藤山杜人

その美しさに心が奪われる

2010年01月24日 | 写真

男性なら美しい女性を見ると心が奪われます。例外もありますが男性なら大体そうです。

何故かは知りませんが美しいヨットを見ると同じような感じを受けるのです。多くの人がそうであると見え、”美艇”という言葉がよく使われます。そんな美艇と先日、沖ですれ違いました。写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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定年後、文筆家へ華麗な転身をした漆山 治さんをご紹介します

2010年01月24日 | うんちく・小ネタ

BYOOLという社会人ネットワークシステムの中の私の友人に漆山 治さんと言う方が居ます。毎日、私のこのブログ記事へ必ず寸評を送って下さいます。BYOOLの日記欄へのコメントなので皆様はご覧できません。しかし、いつも寸鉄のような鋭いコメントです。感謝で頭が下がっています。情熱的で意気軒昂な方です。

ネットの上でお付き合いを続けていると、次第にご経歴などが分かりました。慶應の一貫学校教育を受けて育った折り目正しい方です。慶應大学卒業後は三共製薬という大会社に勤めました。定年後に文筆家へ華麗な転身をはたし、3冊の本を出版し、各地の講演会で講師として活躍されています。3冊の本は、「コメ作り社会のヒト作り革命」(日本経済新聞出版社)、「コメ作り社会とビジネス社会」(日本経済新聞出版社)、「活性酸素はこうして防ぐ」(小学館)の3冊です。検索すると入手方がありますが、絶版の本もありますのでご注意下さい。

文筆家としての作品は漆山治さんのホームページ(http://homepage1.nifty.com/urushiyama/ )にも掲載されています。

政治、経済、社会に関する広範な話題を取り上げ漆山さん独自の視点から考察した時評です。手堅い構成の論文です。
彼の活躍ぶりはGoogleで「漆山治」として検索するとよくお分かり出来ます。

定年後は暇にまかせて遊んで暮らしてきた小生にとっては驚きの転身をされた方です。そのような方は少ないと思い、漆山治さん尊敬しています。皆様へもご紹介したいと思います。(終り)


お釈迦さまの教えを知ることと、「信仰」の間の橋を渡る方法

2010年01月24日 | 日記・エッセイ・コラム

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日本は仏教国と言われます。ですから皆がお釈迦様の教えを知っています。人間も自然もこの世の全ては変わるのです。ですから物事に執着し、こだわってはいけません。生き物の命を大切にしましょう。慾を捨てれば毎日が平和に暮らせます。幸福になれます。

しかし人間には生まれながらの利己心があります。お釈迦様の教えを知っていても実行出来ません。

ですから知っていても何も役に立ちません。ですから多くの日本人は佛教とは無縁の生活をしています。

しかし仏教に対する信仰をもつと教えの一部分くらいは実行出来ます。信仰を持つとは佛教で教えている神秘的なことを信じることです。村のお寺の薬師様の像を拝めば母の病気が治ると信じ、毎日お寺に拝みに行くのです。合理的に考えないで率直に信じて実行を繰り返します。これを宗教的訓練と言います。

訓練を軽視すると信仰の道へ入れないのです。科学的な思考を捨てなくてはならないのです。日本人が明治維新以来、西欧の科学を取り入れ、全てを合理的に考えないとバカな人間だと思い込むようになりました。これは西欧文化に対する大変な誤解です。西洋文化の半分しか輸入しなかったのです。

ですからお寺の和尚さんが毎朝お経を読んだり、鐘を鳴らすのを不合理な無駄な行為とバカにする風潮になります。それは和尚さんが自分の宗教的訓練を毎日しているのです。ついでに人々に宗教的訓練を重ねるとお釈迦様の教えを実行しやすくなるというメーッセージを送っているのです。

日本人は富国強兵の為に、それ以前に信じていた佛教をかなぐり捨ててしまったのです。

以上の事情は自分がカトリックの洗礼を受けてから鮮明に理解したことです。

今日も教会にミサへ行きます。宗教的訓練を受けに行くのです。

日本人はキリスト教の教えを、「教養」としてよく知っています。でも洗礼を受ける人は非常に少なく人口の0.3%くらいと言われています。

以前から、「キリスト教は日本に根付いているか?」という問題を考えてきました。

仏教は現在の日本に根付いているか?という問題と同じことです。

そのような事をたまに考えるのも良いこととと信じて、この小文を皆様へお送りします。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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