後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

ブログの作り方のいろいろ(5)感性豊かで感動的な芸術作品をお願いして転載させて貰う

2010年03月19日 | うんちく・小ネタ

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昨年は、インターネットを通して陶芸と絵画の分野でご活躍中の芸術家9人と友人になりました。私は藝術が好きですがその方面の才能は皆無です。それだけに芸術家と友人になれたことが非常に嬉しく感じています。これこそインターネットのお陰です。

その方々の陶芸作品や絵画の写真を私のブログでご紹介して来ました。お陰でブログの紙面を美しく飾ることが出来ました。貴重な作品の写真掲載をお許しになった方々へ深く感謝しています。

芸術作品の写真をご提供下さった方々は以下の9名です。

「80歳の生活」というブログを書いている めいこさん、パステル画の村田旭さん、陶芸家の宍戸真知子さん、楽しいイラスト画のことめさん、細密鉛筆画のあんべぇさん、日動画廊が依頼している油絵画家の三輪修さん、素晴らしいイラスト画のジャン^ . ^ ゞさん、水墨画の神林采希さん、そして天皇陛下へ作品を献上した陶芸家の尾張裕峯さんの9名です。

皆様の香り豊かな芸術作品へ心からの敬意を表します。年の暮れにあたり深い感謝をお送り申し上げます。 どうぞ来年も宜しくお願い申し上げます。藤山杜人

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今年の1月から12月まで作品の写真をご紹介した記事の掲載月日と記事の題目は以下の通りです。アンダーラインのついた「記事題目」をクリックすると掲載記事へ飛び、作品の写真をお楽しみ頂けます。

@投稿日 2009/01/05 めいこさんの絵画のご紹介記事:BYOOLというSNSで知り合った方の絵を紹介します

@投稿日・2009・1・7・めいこさんの絵画のご紹介記事:趣味が隠れた才能を表す、そして不思議な縁

@投稿日2009・5・22 村田 旭画伯のパステル画をお楽しみ下さい

@投稿日・2009・10・29マイフレンド、あんべぇさん の神業のような細密鉛筆画をご紹介いたます

@投稿日・2009・10・28:ジャン^ . ^ ゞさんのイラスト画のご紹介記事:ネット上の友人の楽しい絵を2枚お送りします

2009・11・2:福島県、郡山に輝く画家ー村田 旭の美の世界ー 

@2009・12・13:銀座の薔薇画廊を訪問し宍戸真知子さんの陶芸作品を見る

上の2枚の写真は陶芸家の尾張裕峯さんの作品です。下の2枚の写真は三輪修さんの油絵です。

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コブシとハクモクレンが美しく咲く季節になりましたね、

2010年03月19日 | 写真

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今年も季節がめぐってコブシやモクレンが美しく咲く頃になりました。近所の小金井公園で家内が撮った写真です。晴天でしたが風の冷たい日です。皆様のお住まいの地方はモクレンは何時頃咲くのでしょうか?下手な写真ですが、お楽しみ頂ければ嬉しく思います。(終り)


アメリカの強さの根源は自由で平等な社会(1)税金を納め無くて良い村々の存在

2010年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカの軍事基地が世界中にあり、その軍事力に対抗できる国家は存在しない。原子力空母を10隻も保有し、原子力潜水艦が七つの大洋を常時潜航しているのです。冷戦で負けたソ連が崩壊して以来、軍事力でアメリカへ対抗できる国は地球上に存在しなくなりました。この状態は5000年にわたる人類の歴史上で初めての事です。アメリカという強大な国の世界支配は今後300年は続くかも知れません。

一般にアメリカの強さをその軍事力だけで理解する人々が多いようです。しかし本当の強さの根源はアメリカ社会の自由と平等にあると理解すべきと信じています。自由と平等を魅力に思い、世界中から優秀な人々がアメリカへ集まってきます。アメリカは優秀な人々へは市民権を与えます。移民した人々はアメリカへ忠誠を誓い、強い愛国心を持ちます。この良い循環が動いている限り、アメリカは益々、いろいろな意味で強大になって行くのです。特にオバマさんが大統領になってからは黒人差別というアメリカの弱点をかなり克服しています。

アメリカ社会が日本人の想像以上に自由である実例を示します。それはアーミッシュという原始キリスト教の村々の存在です。ペンシルバニア州、オハイオ州、ミシガン州など中西部に広く散在しています。彼等はアメリカの市民ですが税金は納めないく良いのです。義務教育へも参加しないで、村々が自由に運営している学校へ行きます。電気、ガス、自働車は使用しないで、中世のヨーロッパの農村のような生活をしています。しかし徴兵で兵隊には行く義務だけはあります。しかし宗教上の理由で戦闘に参加しない後方勤務につきます。

翻って日本の社会を考えてみます。ある原始仏教の一派の人々が村落を作って自治区のような地区が存在するようなものです。税金も義務教育も免除されているのです。そんな自由は日本の社会では許されません。アメリカは色々な社会の構成グループが自由に存在しているのです。この社会の自由さこそがアメリカの魅力です。以下にご参考までにアーミッシュの村の探訪記を示します。1990年に訪問しました。

=======アーミッシュの村の探訪記==========

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@アーミッシュ村の風景

アーミッシュの村に入ると、「路上で黒塗り箱型の馬車が近付いたら徐行すべし」という意味の絵看板が増えてくる。周りは一面の実り豊かな麦畑。その間に牛馬がのんびり草を食む牧場が散在し、素朴な木造一階建ての農家が栃の大樹の木陰に見え隠れしている。

看板通り、黒塗りの箱形馬車が近付いて来る。慌ててブレーキをかけ、徐行しながらすれ違う。手を挙げて挨拶をすると、黒いシルクハットをかぶり、襟の小さな黒い背広を着た老人が目を上げないで、手をわずかに振って挨拶を返す。

麦畑では刈り取った麦束を馬車に積み上げている。農夫はさすがに上着を脱ぎ、黒いチョッキ姿で汗を流しながら一心に働いている。

アーミッシュに車で観光に行った場合のマナーを大学の同僚が教えてくれた。

「御土産店、喫茶店、民宿の前以外の道端に絶対車を停めないこと。馬車が見えたら急いで減速し徐行せよ。必ず挨拶をすること。しかし相手の目を見たりしない。もちろん話し掛けてはいけない。女性は黒い長い服を着ているが、車と馬車がすれ違う時、前から覗き込んではいけない。アーミッシュ専用のスーパーマッケットがあり、黒い馬車がたくさん止まっているが、スーパー店内へ入ってはいけない。ソーッと遠方から眺めるだけにすること」「御土産店では村への入場料のつもりで多めにチーズやヨーグルトを買って上げなさい」

             @人生の豊かさの質とは

夜は木造2階建ての民宿に泊まる。部屋にはローソクしかないが、外の方が明るい。窓から見ると、満天の星空。星明りで外が明るい。「夕食ですよ」と呼びに来る。食堂には電気がついている。新鮮なホーレン草のサラダと鶏肉のソテーのみだが、自然栽培なので実に美味しい。もちろんビールや酒類は一切ない。

布に包んだ温かい焼きたてのパンが籠に入って出てくる。そばに座ってくれている女主人にいろいろ聞いた。電気は来ている。冷蔵庫、洗濯機、井戸水汲み上げポンプ、食堂と調理場の電燈に限って電気を使っているそうである。アーミッシュの人の職業は農牧業しか許されていないので、民宿やスーパーマーケット、御土産店などの経営者は普通のアメリカ人である。

=========以下省略============