後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

人間国宝の陶芸作品の写真をお送りします

2010年03月28日 | 写真

このブログの昨年、11月2日の記事で、日本藝術協会の主宰者の尾張裕峯氏のご活躍ぶりをご紹介致しました。それ以来このブログへ常にコメントをお送り下さっています。感謝に堪えません。

尾張裕峯氏はこの3月の中旬に、中日新聞後援で日本藝術協会創立10周年記念展覧会を愛知県、岡崎市で開催されました。その折に特別展示された人間国宝の陶芸家の徳田八十吉氏の作品の写真を展覧会の関連写真とともにメールで送って下さいました。あまりにも素晴らしい陶芸作品なのでその写真を皆様へ、お送りします。

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尚、下の写真の左端が尾張裕峯氏です。その下の写真は開催された特別展覧会の様子を伝える中日新聞の記事の写真です。クリックして拡大すると徳田八十吉氏の作品の説明が御座います。お楽しみ頂ければ嬉しく思います。

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尾張裕峯氏のご紹介は、ネット上の友人の陶芸家、尾張裕峯さんをご紹介致します。をクリックすると見ることが出来ます。日本藝術協会のHPは、http://yuhoh.hp.infoseek.co.jp/ です。合わせてご参照下さいますといろいろお楽しみ頂けると思います。写真をメールでお送りして下さった、尾張裕峯氏へ感謝して終りと致します。(完)

 


死んでも49日間は家族の近くに居てくれる

2010年03月28日 | うんちく・小ネタ

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日本では、死んだ人は49日間は家族のそばに居て、それが過ぎると浄土の旅に出ると信じられています。運が良ければ、残された家族が、「生き返った死者」と少しだけ会えます。死者が生き返って家族ともう一度別れの会話をかわして浄土への旅立つのです。

キリスト教で一番違和感を感じるのは復活という字です。しかし死者が49日間は家族のそばにとどまるという感じ方と同じなのです。死刑になったイエス・キリストが愛する弟子たちと別れるのが辛くて、もう一度生き返って会いに戻ってくるのです。その後で天に昇るのです。このように考えると復活は身近に感じられます。復活祭とは、イエス・キリストが生き返って、弟子たちと別れの言葉を交わしたことを祝うお祭りです。ここまでは人情から自然に理解できます。

キリストがゲッセマネの丘で最後の祈りをしていた時、天には満月がかかっていました。その後すぐにユダの裏切りに会い、ピラトの判決で死刑になります。そして3日目に生きかえって弟子たちへ会いにくるのです。このような聖書の記述にしたがって復活祭の日が決まります。春分の日の後の最初の満月の後の金曜日に続く日曜日を復活祭とします。太陽暦で満月は15夜と限らず、変わって行きます。従って太陽暦であらわした復活祭は毎年変わって行きます。今年は4月4日の日曜日です。

このように理解すると復活祭が日本人にもごく自然に感じられます。

キリスト教は宗教の一つです。復活の意味をもっと拡大して、「全ての死者が生き返る。そしてキリストが降りて来て最後の審判をする。」と信じます。この部分はキリスト教の信仰の重要な部分です。ですからキリストの誕生日のお祭りのクリスマスよりもある意味でもっと重要な祭日なのです。

キリスト教に違和感を持たないで、仏教国の日本に育った自分の理解の仕方を書いてみました。ご参考になれば嬉しく思います。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人