後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

連載記事「外国体験いろいろ」のリスト、クリックすると読めますー「その二」

2010年03月15日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログを始めたのが2007年の11月です。初めの頃。「外国体験のいろいろ」という連載記事を75回ほど掲載しました。

そのリストを作りました。クリックするとそれぞれの記事の本文が出ます。ご覧頂ければ嬉しく思います。

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外国体験のいろいろ(41)アメリカの個性教育とその問題点外国体験のいろいろ(42)欧米の退学制度とキリスト教外国体験のいろいろ(43)転職の自由といささかの心配外国体験のいろいろ(44)アメリカの中小企業とベンチャー外国体験のいろいろ(45)霞が浦のアメリカ化外国体験のいろいろ(46)アメリカの仏教的セミナー外国体験のいろいろ(47)大岩から飛退いた宣教師と自然信仰外国体験のいろいろ(48)アメリカの同窓会外国体験のいろいろ(48)アメリカの同窓会(続き)外国体験のいろいろ(49)民族と花々の好み外国体験のいろいろ(50)ベネズエラ風景のスケッチ3点外国体験のいろいろ(50)ベネズエラの風景のスケッチ3点:補足、「リトアニアからの亡命者」

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外国体験のいろいろ(51)早く引退して趣味を楽しもう外国体験のいろいろ(51)早く引退して趣味を楽しもう(続き)外国体験のいろいろ(52)中国の鵜飼―戦争・そして日本のこと外国体験のいろいろ(53)乾いたタバコ有ります!外国体験のいろいろ(54)ドイツの幼稚園、小学校外国体験のいろいろ(55)アメリカで使ってはいけない英語外国体験のいろいろ(55)アメリカで使ってはいけない英語(補足)何故、敬語を使うか?外国体験のいろいろ(56)人脈やコネを忌み嫌うアメリカ社会の倫理性外国体験のいろいろ(57)アメリカのプロ野球の楽しみ方外国体験のいろいろ(58)間違った作品も大歓迎のアメリカ文化外国体験のいろいろ(59)人脈や老朋友を大切にする中国社会外国体験のいろいろ(59)人脈や老朋友を大切にする中国社会(続き)外国体験のいろいろ(60)日本の学校での教えかた

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外国体験のいろいろ(61)ポーランドへ繁栄と輝きを外国体験のいろいろ(62)環境汚染の情報は心と心の交流で集めるのが鉄則外国体験のいろいろ(63)しんどい思いをする趣味は楽しみも大きい外国体験のいろいろ(63)何故アメリカで臓器移植が盛んに行われるか?外国体験のいろいろ(64)オハイオ・ホンダ工場、そして屈辱と栄光の体験外国体験のいろいろ(6)改訂版、安井曽太郎の一生外国体験のいろいろ(65)韓国のことを知らな過ぎる日本人外国体験のいろいろ(66)ベルリンの壁の崩壊と二つのエピソード外国体験のいろいろ(67)中国とロシア、中国と日本の関係の奥底外国体験のいろいろ(68)絶対に銃を手離さないアメリカ人外国体験のいろいろ(69)売れない本を出す出版社の存在外国体験のいろいろ(70)若い方々へのベトナム報告

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外国体験のいろいろ(71)アジア諸国が植民地になっていた時代外国体験のいろいろ(72)中国の農家の構造に驚く外国体験のいろいろ(73)恩義を忘れないドイツ人外国体験のいろいろ(74)ローテンブルグ・オプ・デア・タウバーの銭湯外国体験のいろいろ(75)在日韓国人・朝鮮人を大切にする

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連載記事「外国体験いろいろ」のリスト、クリックすると読めますー「その一」

2010年03月15日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログを始めたのが2007年の11月です。初めの頃。「外国体験のいろいろ」という連載記事を75回ほど掲載しました。

そのリストを作りました。クリックするとそれぞれの記事の本文が出ます。ご覧頂ければ嬉しく思います。

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外国体験いろいろ(1)と(2)ー随筆シリーズ@地下室で見た中国人の本音外国体験のいろいろ(3)-随筆シリーズ帆引き舟に驚く西洋人外国体験のいろいろ(4)ホンダバイクの奔流―サイゴン 外国体験のいろいろ(5) 温顔の将校ホーチーミン外国体験のいろいろ(6)没後50年・安井曽太郎展外国体験のいろいろ(7)科学研究と経済活動外国体験のいろいろ(8)「封建時代を背負ったドイツ人達」外国体験のいろいろ(9)「戦死者を悼む気持ちは同じ」外国体験のいろいろ(10)中国人の植民地主義への怨念

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外国体験のいろいろ(11)豊かな人生とは?アーミッシュのこと、:外国体験のいろいろ(12)「現存する中世の村人たち」外国体験のいろいろ(13)アメリカの結婚祝い外国体験のいろいろ(14)アメリカ流情報の分析のしかた外国体験のいろいろ(15)霞ヶ浦の魚の食文化―佃煮の郷愁外国体験のいろいろ(16)アメリカの離婚―光と陰外国体験のいろいろ(17)画家とパトロン外国体験のいろいろ(17)河野秋邨画伯の補足外国体験のいろいろ(17)の抜粋@画家や芸術家を支援する西欧のパトロン達の重要性外国体験のいろいろ(18)親切で寛容なインド人外国体験のいろいろ(19)ドイツ文化の暗さとシュツットガルト

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外国体験のいろいろ(20)男のネクタイを嫌う国、好きな国外国体験のいろいろ(21)米国で尊敬される本田宗一郎外国体験のいろいろ(22)銃を持つ自由と代償外国体験のいろいろ(23)中国の回族と食習慣外国体験のいろいろ(24)自己紹介の国アメリカ外国体験のいろいろ(25)旅人のもてなしはサウナで外国体験のいろいろ(26)韓国の山寺にて:外国体験のいろいろ(27)アメリカ大学の日本校騒動外国体験のいろいろ(27)の補足@学歴による差別は文化の貧困と思う外国体験のいろいろ(28)何故アメリカに骨を埋める日本人がいるのか?外国体験のいろいろ(28)の補足@1960年当時のアメリカの人種差別のすさまじさ!外国体験のいろいろ(29)ーお国自慢の食べ物

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外国体験のいろいろ(30)アメリカの黒人差別撤廃の歴史外国体験のいろいろ(31)ー悲しい歴史を忘れないー外国体験のいろいろ(32)ードイツの職人とアメリカの素人外国体験いろいろ(33)-アメリカ大学の学科閉鎖の仕方ー外国体験のいろいろ(34)心豊かな趣味2例外国体験のいろいろ(35)ー男だけの遊び外国体験のいろいろ(36)戦争の空しさ、外国体験のいろいろ(37)新聞に出なかったベトナム戦争の2つのエピソード外国体験のいろいろ(36)(37)の補足ー日本の新聞の報道しないエピソード外国体験のいろいろ(38)日本の安全を守る留学制度外国体験のいろいろ(39)-中世の雰囲気漂うドイツの地方外国体験のいろいろ(40)お酒の飲み方

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浜崎あゆみさんの孤独と、ある神父様の孤独

2010年03月15日 | 日記・エッセイ・コラム

浜崎あゆみさんの写真をお送りします。彼女のデビューした頃の歌をご紹介致します。自分で作詞したものです。彼女の孤独と、救いの君の詩です。

500x500_gallery_spc0111     TO  BE

誰もが通りすぎてく 気にもとめない どうしょうもない

そんなガラクタを大切そうに抱えていた

周りは不思議なカオで 少し離れた場所から見てた

それでも笑って言ってくれた”宝物だ”と

大きな何かを手に入れながら 失ったものもあったかな

今となってはもうわからないよね

取り戻したところで きっと微妙に違っているハズで、、、

君がいるから どんな時も 笑っているよ

君がいるなら どんな時も笑ってるよ 泣いているよ 生きているよ

君がいなきゃ何もなかった

自分自身だったか 周りだったか それともただの

時計だったかな 壊れそうになってたものは

ガラクタを守り続ける腕は どんなに痛かったことだろう

何を犠牲にしてきたのだろう

決してキレイナな人間(マル)にはなれないけれどね いびつに輝くよ

君が見つけた 広くもない こんな道で

君が見つけた広くもない 狭くもない こんな道で どうにかして

君がひとり磨きあげた

君がいたから どんな時も 笑ってたよ

君がいたから どんな時も笑ったよ 泣いたよ 生きていたよ

君がいなきゃ何もなかったよ

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昨日、小金井教会で司式して下さったある神父さまのミサの後でのお話の時、上の詩を印刷した紙を頂きました。浜崎さんは、親が離婚して、学校ではいじめに遭い、貧乏で苦労したそうです。芸能界に入っても低迷していたとき松浦さんというプロデューサーに才能を認められ売りだしたそうです。上の自作の詩の中の「君」は松浦さんの事だそうです。講話をしてくれた神父様も浜崎さんと同じ境遇で育ったそうです。散々不良をして自分でもどうしようもなく自殺しようと考えて暗い多摩川の岸辺に出て行ったそうです。向こう岸の家々の暖かい燈火を見て泣いて帰ってきたそうです。その後はアルコール中毒になったり、散々な青春の日々だったそうです。その頃、彼はイエス様に会うのです。上の詩の「君」をイエス様と置き換えると神父様の心情を描いているそうです。それから一念発起して神学校に入り、遂に神父になったのです。しかし不幸な境遇で育ったためにいびつな人間になってしまいました。人間嫌いは一向に治りません。ですから司祭になって小教区の信者ともうまく付き合えません。それで本部にいるそうです。ご自分で如何にいびつな人間か、具体的に説明するのです。それでもイエス様は彼をいびつなまま光り輝かせてくれるのです。浜崎あゆみさんの作詞の歌の、・・・・決してキレイナな人間(マル)にはなれないけれどね いびつに輝くよ・・・・という所が一番重要なのだと強調して講話が終わりました。

浜崎さんは私も好きです。コマーシャルでも可愛らしく、美しい歌い方を見せています。しかしカトリックの偉い神父様から彼女の孤独を教えて貰えるとは思っていませんでした。そのような破天荒の神父様をお招びになった山本量太郎司祭様へ感謝してこの話の終りと致します(終り)


盛田常夫著「ポスト社会主義の政治経済学」を絶賛する

2010年03月15日 | 日記・エッセイ・コラム

「ポスト社会主義の政治経済学」という本の著者の講演会を、昨日、六本木で聞いてきました。インターネットで検索するとこの本の購入方法があります。政治や経済に多少なりともご関係のある方々へ強くお薦めしたいと思います。発想が独創的で、政治経済学へ新しい、そして重要な問題を提起しています。「ポスト社会主義の研究」という新しい学問分野を切り開いています。

「共産主義」は人類の理想社会を作る方法として信奉する人々が多かった時代がありました。世界中の若者が憧れて人生を誤った人々も多かったのです。

しかしソ連の崩壊と衛星国の社会主義政権の瓦解によって社会転換が起きました。それにに伴って起きた悲劇の性質と原因を体系的に説き明かしたのがこの本です。

非常に説得力のある論理の展開です。

まず、「共産主義体制は冷戦という戦時体制の維持のための方法として物資総動員と配給分配の態勢であった」。この文章は「理想社会の幻想」を暴く力強いメッセージです。

第二次大戦中の日本における「国家総動員法」を経験した小生にとってこんなに分かり易い説明は今まで聞いたことがありません。そして共産主義社会を維持する絶対必要条件は秘密警察の恐怖統治と言論統制なのです。そうです秘密警察を日本の戦争中の「特高警察」と置き換えれば痛いほど分かります。

したがって冷戦に敗北したソ連とその衛星国では社会主義体制は自壊するのです。

ハンガリーでも共産党独裁体制が崩壊して資本主義体制に転換して丁度20年になります。その転換現象を学問的に研究して長年の研究を纏めたのがこの本です。盛田さんの重要なライフワークの一つです。

彼の研究は独創的な発想に基づいています。共産体制から資本主義体制へ転換した国々は中国、ベトナム、ソ連、ポーランド、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニアなどなど数十の国々があります。この経済体制の転換で普遍的に起こった現象を抽出して体系化しています。その上ハンガリー独自の驚くべき現象を詳細に研究しています。発想の独創性。普遍的な現象の抽出。地域独自の特異性。この3拍子がそろっているので優れた学問的な本として完成されたのです。

私は20世紀は戦争の世紀だったと思います。植民地争奪や国の覇権をかけた大小さまざまな戦争が世界中で続きました。戦争で勝つためには国家総動員をかけなければなりません。その一つの方法としてロシアが1917年に共産党独裁体制を選択しました。

しかし共産体制は人間を劣等化する一方で経済も疲弊させます。個人の責任感の喪失、怠惰の蔓延、特権階級の腐敗。これが共産主義体制が内在的に、しかも必然的に持っていたのです。

社会体制が急に変換しても、個人の責任感の喪失、怠惰の蔓延、特権階級の腐敗は容易に改善されません。一度劣化してしまった人間の回復には数十年もかかるのが普通です。世代交代が必要なのです。

従って、資本主義体制に転換する間に国家財産の権力者や民間による略奪がおきます。個人的な巧妙さで。詐欺的に、そして組織的に大掛かりに。腐敗した人間の行動パターンを分類体系化しています。

これは体制転換をした全ての国で起きたことです。資本主義へ転換するたもの必要悪なのです。そこでハンガリーでは略奪が年々どのように変化し、外国資本がどのようにハンガリーを占領して行ったか?それも説明してあります。

「ポスト社会主義の政治経済学」という本を絶賛致します。

尚、盛田さんは、ブログ「ハンガリーからのメッセージ」というブログも書いています。http://www.byool.com/sns/community/Detail?s_0_0_0_0_args1=912115216814430297 です。

ハンガリーに住んでいらっしゃる盛田常夫さんの益々のご活躍をお祈り申し上げます。(終り)下の写真の右側が盛田さんです。

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伊豆の文学会の総合文芸誌「岩漿」、通巻第18号を一冊贈呈いたします

2010年03月15日 | うんちく・小ネタ

お早う御座います。

昨日の記事で、総合文芸誌「岩漿」、通巻第18号をご紹介しましたところ、発行者から、お申込み頂いた方へ贈呈いたしますというご連絡を頂きましたのでお知らせいたします。俳句や和歌の同人誌のご関係の方々とも交流が出来れば良いとも思っています。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。藤山杜人

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藤山さんありがとうございました。馬場駿こと木内光夫です。さっそくお読みいただいたうえご厚意溢れる読後評を頂戴し感激しています。なによりも誌全体を評価していただいたことで、嬉しさが百倍にもなりました。お礼になるかどうか分かりませんが、先生のこのブログ経由で、岩漿のHPのアドレスhttp://www.gan-sho.book-store.jp から、または、asei@vesta.ocn.ne.jpのメールアドレスへ、お申し出いただいた方に、郵便で「岩漿18号」を寄贈させていただきます。同人誌に興味が湧いた方、是非お便りください。馬場俊(木内光夫)

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