後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

陽賜里工房、オープンガーデンのお知らせ

2010年03月29日 | うんちく・小ネタ

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上の写真は山梨県の北杜市の真原(さねはら)の昨年の桜並木の風景写真です。後ろの山が甲斐駒岳です。

この桜並木の東の端の南面になだらかな傾斜をしているところに「陽賜里工房」(ひだまりこうぼう)という庭があり、美しい花々が植えてあります。

ターシャのお婆さんのような女性とその息子さんが作っている庭です。

時々その庭を一般開放して、お茶やコーヒーを出してくれます。

ことしも桜の花が咲く頃の、4月10日(土)から17日(土)までオープンガーデンを致します。朝は10時から午後4時頃までです。気楽に庭の花々を楽しんで、ひと休みになさって下さい。そして桜並木もゆっくりお楽しみ下さい。多くの方々のご来駕をお待ちしています。

陽賜里工房ガーデンの住所は、山梨県北杜市武川町山高3567-556です。小生の山林の中の小屋へ行く途中にあるので、時々通りかかり2、3度お話をしました。

お問い合わせ先は、携帯:090-4170-0370の原田聖也さんまでお願いします。原田さんの E-mail は、t-taraku@t-net.ne.jpです。

尚、秋のオープンガーデンの予定は、9月23日(木)から25日(土)を予定しています。そして、甲斐駒山麓で偶然見つけたターシャ! をクリックすると庭の写真が出ています。 陽賜里(ひだまり)工房の秋のオープンサロンのお知らせ は昨年のオープンガーデンのお知らせの記事です。ご参照下されば様子がお分かり頂けます。

下の写真は昨年撮った陽賜里工房の西方向を見た風景で、チューリップ畑もあります。

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老人のオセッカイの実例ー私のことですが、

2010年03月29日 | 日記・エッセイ・コラム

仕事を一切止めて老人の生活を続けていると年金の有難味がしみじみ分かります。それで充分生活出来る程ではありませんが。しかし色々な事情で年金の無い人々もいることを忘れてはいけません。

それにつけても何時もクラシック音楽をしている方々の厚生年金がとても心配です。これは全くの迷惑なオセッカイですが、高齢者の独り言としてお許し下さい。

3年ほど前に名古屋港から仙台港まで少し豪華なカーフェリーに乗ったことがあります。夜の余興にオペラ歌曲のテーノール独唱が2時間近く続きました。豊かな美声です。本場のヨーロッパでもプロのオペラ歌手として通用するような歌手です。あまりにも感激したので終演後、ロビーへ出て来た彼に丁寧な讃辞を送りました。そして私は、「こんな素晴らしい才能を持っているのにカーフェリーで歌うとはもったいないですね」と言いました。彼はとんでもない 聞いて頂いて感謝しています、と言います。そしてクラシック音楽をしていると収入が少なくカーフェリーは実に有難い収入源なのです、と言います。それ以来クラシック音楽を職業にしている人々の厚生年金を誰が払い込んでいるいのかが大変心配になっています。

話が飛びますが、昨年の暮れ以来、日本キリスト教団小金井教会で地味な宗教音楽を聞きました。そして以下のような方々の人生へ対する真摯な取り組み方に感動しています。ポジテブ・オルガンの松居直美さん、ビオラ・ダ・ガンバの福澤宏さん、ソプラノの冨山瑞江さん、鈴木美紀子さん、松村萌子さん、の5人です。皆さん、ヨーロッパの本場へ修業に行って帰国し、地味なクラシック音楽を職業にしている方々です。しかしその音楽的才能は輝かしいのです。まぶしい程です。

老人のオセッカイです。この方々の厚生年金をどのような会社が払っているか心配で検索して見ました。皆さん会社に常勤で働いていません。おちこちのコンサートで音楽活動をしています。心配です。このような心配を「迷惑な老人のオセッカイ」と言います。冨山瑞江さんヘメールを送り、そのHPから緑豊かな森に陽が射しこんでいる写真を御借りしました。挿絵として掲載させて頂きます。老人の悪い癖はいろいろありますが、オセッカイのその一つです。努力して悪い癖を直そうと思っています。詰まらない話で失礼しました。(終り)

ヨーロッパ文化の奥を少しかいま見るー復活祭前の宗教音楽 と 「ヨーロッパ文化の奥を少しかいま見るー復活祭前の宗教音楽」という記事の補遺 をご覧下さい。

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アメリカ内陸部のモーターボートの楽しみ方、そして日本の生態系への影響

2010年03月29日 | うんちく・小ネタ

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@アメリカで海岸から遠い地方ではモーターボートを家の裏庭に置いている。

内陸部のアメリカの住宅街を車で通っているとよく見かける光景です。裏庭にモーターボートが台車に乗せて、無造作に置いてあります。週末になるとその台車を車で引っ張って湖沼へ行きます。岸辺には台車ごと水中へ滑り下ろすためのコンクリート製のスロープが必ず付いています。モーターボートを水に浮かべ、車を駐車場に入れます。それで準備完了です。モーターボートに乗って一日中遊び回ります。ルアーの釣り道具を持ちだしてバス釣りを楽しむ人々も居ます。

所が日本ではこういうふうには行きません。第一、家の裏庭が狭くてモーターボートなど置いておけないのが普通です。その上、多くの湖岸にコンクリート製のスロープが付いていません。日本ではモーターボートは決まった係留場所にお金を支払って係留しています。その係留料が高額なのが普通です。

アメリカの内陸部でもモーターボートが楽しめるように出来ているのです。年間所得を比較すると日米で遜色ありません。しかし生活を楽しむ費用に雲泥の差があるのです。

ところが最近、霞ヶ浦ではアメリカ流のモーターボートの楽しみ方が流行ってきました。家の庭から引っ張って来た高速のバス釣り専用のボートが湖面を多数走っています。

@湖岸のスロープのお陰でアメリカ式バスボートが霞ケ浦に増加しました。

大物のバスを釣るには人の行かない遠方の葦原の根本を狙います。100馬力以上の船外機をつけた高速のバスボートがアメリカから輸入され、霞ヶ浦を縦横に爆走しています。このモーターボートは時速50km以上の出る、平らな船です。釣り場に着いたらエンジンを止め、船首から下ろした小さなスクリューを電池で静かに回して動き回ります。魚が驚いて逃げないように注意しながら釣るのです。

霞ヶ浦の岸辺にはコンクリート製の立派なスロープが付いています。車で引っ張って行ったモーターボートを水に降ろす設備です。日本の湖沼にはこのスロープ装置がついていない所が多いのです。しかし霞が浦ではあるのです。誰でも自由にモーターボートを水上へ浮かべることが出来ます。

その上、茨城県の農村地帯は家屋敷が大きく、バスボート位は納屋に入れておけます。その結果、数多くのモーターボートが車に引かれて湖へ来るようになったのです。

@アメリカ流の釣りが流行ってバスやブル-ギルが大繁殖しました。

霞ヶ浦で、アメリカバスやブルーギル、そしてアメリカザリガニが大繁殖しています。旺盛な食欲で霞ヶ浦名物の白魚やワカサギ、そして芝エビを食い尽す勢いです。ヨットの係留してある岸壁で釣りをしている人々と話してみると皆が嘆いています。彼等はヘラブナ釣りの専門家です。あるいはワカサギだけを狙って釣っている人々がいます。それぞれ釣り道具が違います。餌も違います。しかしアメリカ産のバスやブルーギルはどんな餌にも食いついて釣りあげられます。釣りを心静かに楽しんでいる人々の神経を逆なでします。

沖では名物の帆引き網の漁もしています。しかしその網にもかかって来て白魚漁の邪魔もします。

ルアー釣りは日本古来のウキを静止させる釣りより面白いようです。特に若者にとっては魅力的です。色彩豊かな擬似餌の準備、リールをカラカラ言わせて遠投するときの快感。釣れれば、バスは手元に引き寄せるまで水中を走り回って抵抗する。それを上手に操って手元に引き寄せる時間が楽しいそうです。

釣りは生業として、あるは趣味として古来から日本にありました。趣味は個人の好みで自由にして良いと言います。それはそうかも知れませんが湖沼の生態系が変わって行くのをどの様に考えれば良いのでしょうか?

皆さまのご意見をお聞かせ頂ければ嬉しく思います。

今日も皆様のご健康と平和をお祈り致します。藤山杜人

(上と下に示した写真は国内で販売されているバス・ボートと牽引車です)

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