ああ、本当に春がくるのだなあ。と、深くうなずくことに瀬戸内海のイカナゴの「くぎ煮」の到来があります。
関東地方で梅の咲くころはまだ寒くて、本当に春がくるのか心もとないものです。
今年はまだ梅が散っていません。庭の水盤が毎朝、凍っています。金魚が動かずじっとしています。その今日、毎年のように、神戸の友人から「くぎ煮」が届きました。
友人の母親が瀬戸内海の明石沖でとれ始めた、まだ小さい「いかなご」を丁寧に煮上げたものです。ショウユとサトウで煮たものとサンショを加えて煮たものと2種類届きました。ショウユとサトウが多すぎず、しっとりとした上品な味です。
作っている方は育ちも良く、品の良い方なのだろうとしのばせる味です。
くぎ煮の写真を示します。醤油味とショウガ味です。
この友人は鈴木裕さんといいます。知り合ったいきさつや、お仕事の内容は2008年1月31日のこのブログの記事でご紹介しました。導入部の一部を以下に再掲載して置きます。
鈴木裕さんは賢明で、その上とても感じの良い素晴らしい青年でした。御母上の雰囲気を受け継いだようです。
何年か前に名古屋でお会いして以来、会っていません。それなのに毎年、イカナゴのくぎ煮だけでなく1月には須磨の初物のノリを送って下さいます。そのような友人関係もあるのですね。人間の縁の不可思義さに頭の下がる思いです。
こうして今年も我が家に春がやって来ました。(終り)
===========鈴木裕さんの紹介記事==============
ブログとベンチャー企業の隆盛(4)ブログの有効的役割
今回はブログを上手に使うとベンチャー企業が成功しますという一例をご紹介します。神戸に住み技術士事務所を開業している鈴木裕氏です。
日産自動車から数年前にスピンアウトして事務所を開設したベンチャー起業家です。ものづくり産業とサービス産業の経営者へマーケティング戦略と技術問題解決の助言をする事務所です。
筆者がある役所に依頼されベンチャー起業促進の手伝いをしていたころ彼と一夕お酒を共にしました。数年前の名古屋の夜の街でした。
「何故ニッサンを辞めて独立するのですか?」「自分らしい人生を送りたいためです」「自分らしい人生とは?」「国際自動車競技ライセンスを持った日本で唯一の技術士です。その趣味を広げ多くの人へラリーの面白さを広げたいのです」
実に明朗闊達で、情熱にあふれる黒い目が印象的でした。
筆者とは親子ほど歳が違うがすぐに友人になりました。それ以来折りにふれて付き合いを重ねてきました。最近ブログを始めたので、彼に「ブログとベンチャー企業の隆盛」について記事執筆を依頼したところ、すぐに原稿がきました。鈴木氏へ感謝しつつ、下記に、原稿をそのまま掲載します。なお彼のブログのURLは;http://blog.suzukiyutaka.com です。
(以下省略)